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自然観察大学ブログ

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ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ

前回までの続きで、最後はシギゾウムシ。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23075796.jpg
ミヤマシギゾウムシである。
ナラメリンゴフシ(虫えい)に産卵する稀有な性質をもったシギゾウムシであると、森本桂先生にご教示いただいた。

● 前の記事「ナラメリンゴフシとシギゾウムシ」を参照 ⇒ (以下、本稿の青色文字はこの時の抜粋)

からだ全体を使って、ぐりぐりと長い口吻を差し込む。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23081161.jpg
右に左に、ゆっくりと反復横跳びのような動き。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23082000.jpg
穴が開いたら反転し…
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23082909.jpg
産卵管を差し込む。

おなじみ(?)の一連の動きだが、この日はたくさんのシギゾウムシがあちこちでぐりぐりしている。

こちらのシギゾウムシは、小さな動きで効率よく穴を掘っていた。
(複眼の位置に注目)
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23091077.jpg
正面を向いて、両眼が均等に見えている。
このまま脚を動かさず…
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23092240.jpg
左の複眼がこちらを向いた。
頭部だけが90度回転しているのだ。

頭部が前胸先端でよく動くように、複眼を含めて頭部は球状となり、円形器状の前胸先端の開口にはまり込んでいます。このようにして産卵孔をうがち…

森本先生にうかがったとおりである。撮影用の三脚につける“自由雲台”のように動く。

もう一つ、森本先生の言葉どおりのことが観察できた。

クリシギゾウやツバキシギゾウのように大変長い吻をもつものでは産卵管も長く、♀の吻長と産卵管は正の相関があります。

産卵管は解剖しない限り目にすることはないが、偶然にもそれを観るチャンスがあったのである。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23084036.jpg
このシギゾウムシを撮影中のこと…
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23084955.jpg
腹端から何やらにゅるにゅると出てきた。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23085960.jpg
こ、これは産卵管ではないか! 
ほんの一瞬のことで、ピントが追い付いていないのはご容赦いただきたい。
先端が巻いているのが不思議だが、たしかに口吻と同じくらいの長さがある。


昆虫たちの桃源郷

登山道の整備によって多くのコナラの実生が育ち、ナラメリンゴタマバチに好適な環境となったが、それはオナガコバチとミヤマシギゾウムシにとっても桃源郷であった。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(3) ミヤマシギゾウムシ_d0163696_23093048.jpg
思うに、かつての薪炭林ではコナラが定期的に伐採され、萌芽更新した林は、この登山道のような世界が繰り広げられていたのではなかろうか。

2020年5月28日、報告:自然観察大学 事務局O




by sizenkansatu | 2020-05-28 23:16 | 昆虫など | Comments(0)

ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ

前回の続き。

ナラメリンゴフシにはオナガコバチが群がり、さかんに産卵していた。
2016年の記事( )で偶然に写り込んでいたのと同じ寄生蜂と思われる。
今回はよいチャンスである。

※ 暗色のハチの体色を表現するために画像を明るくしています。

ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16011827.jpg
金緑色の美しい蜂が、アクロバティックなポーズで産卵している。
産卵管は細い褐色で、後脚の少し前の位置に突き立てている。(画面で見えるだろうか)
この虫えい(ナラメリンゴフシ)はふわふわして軟らかいので、産卵管はスッと入っていく。
後方(画面の上方)に伸びるのは産卵管の鞘(さや)である。
ふだん我々が目にするのは、さやに納まった状態の産卵管ということになる。

種名はわからないが、オナガコバチの一種で間違いないだろう。
オナガコバチの仲間では、クリタマバチに寄生するチュウゴクオナガコバチ、イヌビワコバチに寄生するイヌビワオナガコバチが知られている。(和名がややこしい!)

獲物(宿主)の位置を探るようなしぐさは見せないのだが、何に産卵するのだろう。
たぶんナラメリンゴタマバチに寄生するのだと思うが、オナガコバチ類には植物寄生性の種もあるらしい。

こちらは別個体の産卵シーン。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16012765.jpg
それにしてもどのような構造で、産卵管はどこについているのだろう。
どう見てもミツバチやスズメバチのように腹端にあるのではない。
腹部のつけ根(胸部より)のように見える。
そしてこの産卵管は、ふだんどのように鞘に収まっているのだろう。

産卵管は深く根元まで刺し込まれる。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16013262.jpg
腹部が丸くなってしまった。
う~む。
ますます構造が分からなくなる。
つかまえて細部を観るべきであった。(反省)

次回はミヤマシギゾウムシの予定。

2020年5月26日、報告:自然観察大学 事務局O



by sizenkansatu | 2020-05-26 16:04 | 昆虫など | Comments(0)

ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ

ナラメリンゴフシはコナラなどの冬芽にナラメリンゴタマバチが寄生してできる虫えい(虫こぶ、ゴール)である。この虫えいを私が初めて観たのは2016年のゴールデンウィーク(GW)のことで、当時このブログで紹介させていただいている。
「ナラメリンゴフシとシギゾウムシ」 ⇒ 
その後、ナラメリンゴフシがたくさんできるフィールドを見つけ、何度か観察したので、その報告をまとめさせていただく。


ナラメリンゴフシ

ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17453466.jpg
これがナラメリンゴフシ。
大きいものは直径4cmほどになり、リンゴに見まがうほど大きい。
陽の当たるところは赤くなり、日陰では黄白~淡緑色というのも、リンゴの果実と同じだ。

落下した虫えいを縦に割ってみた。見た目は硬そうだが意外に軟らかく、指で簡単に割れる。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17454141.jpg
中にはナラメリンゴタマバチの幼虫が放射状に並んでいる。
「日本原色虫えい図鑑」(湯川純一ほか、全農教) ⇒ に記されたとおりだ。

同書によるとナラメリンゴタマバチは1年に2回発生し、冬芽と根と、世代によって寄生部位を変えるという。
冬芽ではナラメリンゴフシ、根ではナラネタマフシという虫えい名で、この2つの写真が掲載されている。とても興味深い生態で、実態を観察・確認してみたいのだが、それは非常に難しい。
古くから知られた代表的な虫えいだそうだが、それらが同種の異世代による虫えいであることは、どうやって観察し解明したのだろう。そちらのほうも興味深い。

タマバチについては次のサイトで紹介されている。
TAMABACHI JOHO-KAN(タマバチ情報館) ⇒ 
詳しく、わかりやすくイラストを使って記されていて、ナラメリンゴタマバチの成虫写真()も掲載されている。
お時間のあるときにゆっくり見ていただきたい。

さて、ナラメリンゴタマバチはコナラの若い木を選んで虫えいをつくるようだ。
この観察地は、長野県のとある山城の跡で、2011年に観光目的で整備されている。
尾根筋の木々を伐採して登山道をつくり、そこにコナラやアカマツの実生が出てきたという状況。ナラメリンゴタマバチにとってはこれが理想郷であるらしく、いたるところ虫えいが見られた。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17454922.jpg
たわわに実った果実のようで、“林檎フシ”の命名どおりである。


コナラの立場で考えてみよう

上の写真で気になるのは樹形だ。全体が低く、灌木のような樹形になっている。
この形になる理由を考えてみよう。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17455797.jpg
ナラメリンゴフシは枝先にできることが多い。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17460514.jpg
こちらはまだ新葉の展開途中なので虫えいが枝先にできることがわかりやすい。
なお、別の年のGWの観察だが、この年は芽吹きが遅かった。
赤味のあるのが当年にできた虫えいで、茶褐色の虫えいは古いものである。

ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17461199.jpg
これは正常なコナラの冬芽である。
先端に頂芽があって、すぐ下に側芽(頂生側芽)がある。
頂芽に異常があったとき、つまりこの場合は虫えいができたときだが、それに代わって頂生側芽が伸びるということだ。(「樹木博士入門」p36)

ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17461996.jpg
上の写真はその状態を表している。
前年の頂芽に虫えいが形成され、代わりに頂生側芽が伸びている。
中ほどの側芽も虫えいが形成されたが、この場合代わるべき芽はないのでそのまま停止している。

結果として、樹形は次のような形になる。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17462598.jpg
株元から萌芽が見られ、全体が株立ちの灌木のようになっている。
本来のコナラであれば、太い主軸が立ち、そこから枝を広げるはずなのだが、まったく別の樹種であるかのように見える。

もう一つ気づいたことがある。
タマバエは若い木を選ぶことと関係があるかもしれないが、花をつけた木には虫えいは見あたらない。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17463218.jpg
虫えいができる木には花がなく、逆にいえば花をつけた木には虫えいはない。
花芽に虫えいが形成されたために開花できなかったということも考えられるが、どうもそうではなさそうである。
花をつけるのは成熟した木と考えると、当然のことなのかもしれない。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17463871.jpg
この木では前年の虫えいが見られたものの、新しい虫えいはなかった。
前年までは花をつけない若木だったものが、成長して花をつけるようになったので、虫えいが形成されなくなったのだろう。


ところで…


この日、ナラメリンゴフシにはたくさんのハチが群がっていた。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(1) 虫えいとコナラ_d0163696_17464458.jpg
長い産卵管を持った寄生蜂はオナガコバチ。
画面下にはシギゾウムシも見える。

これらの昆虫については次回以降に続く。(全3回の予定)

2020年5月22日、報告:自然観察大学 事務局O



by sizenkansatu | 2020-05-22 17:54 | 植物と虫 | Comments(0)

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ

文末に追記あり 2016.6.16

虫えい:ナラメリンゴフシ

5月3日、長野県でのこと。(毎度の月遅れ情報ですみません)
今回の話はちょっとややこしい話なので、ご承知おきいただきたい。

さて、5月3日、芽吹きの季節を楽しみながら山間の小道を歩いた。
その時に見つけたのがこれ。

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19304706.jpg
遠目には果実のように見えたのだが、虫えいのようだ。

普通「虫こぶ」といわれるが、専門家らしく「ちゅうえい」と呼ぼう。

周囲には同じような虫えいがたくさんあった。

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19305497.jpg
コナラの新梢の先端に、直径2cmを超える大きな球体があり、新葉はしかたなく脇から伸びている。
この時期にこんな果実があるとは思えないから、やはり虫えいだろう。
一つ失敬して中を割ってみると…
ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19310306.jpg
やっぱり虫がいた。すでに複眼らしきものがあって、どうやらタマバチ類の蛹のようだ。

後日「日本原色虫えい図鑑」で調べたところ、コナラの虫えいで、ナラメリンゴフシというものらしい。
(虫えいにはちゃんと和名がある)
漢字で書くと「楢芽林檎フシ」だろう。
同書によると、古くから知られた虫えいで大きなものは直径4cmにもなるそうだ。

だとすると、この蛹はナラメリンゴタマバチということになる。
1個の虫えいの中に多数の幼虫がいて、放射状にならんでいるらしいのだが、そこまで確認できなかったのは残念だ。
ナラメリンゴタマバチは、このあと5月下旬から6月に羽化し、地中の根に産卵する由。これをナラネタマフシというそうだ。
芽に虫えいをつくるのとは別に、次世代は根に虫えいを作って生活する。その次の世代はまた冬芽に産卵し、虫えいを作るということ。
つまり芽と根に交互に虫えいづくりを繰り返すのだという。しかもそれぞれは両性世代と単性世代だそうである。
なんとややこしい!!

ところで、写真の整理をしていて気付いたのだが、2枚目の写真に蜂の成虫が映っていた。
見るからにタマバチとは異なる寄生蜂である。
おそらく中のタマバチに寄生するのだろう。植物に寄生すして虫えいをつくる蜂と、その蜂に寄生する蜂… 蜂の世界はややこしい。

調べてみると、次にナラメリンゴフシの寄生蜂が紹介されていた。
※ 神戸・明石の虫ときどきプランクトン 「ナラメリンゴフシに産卵するオナガコバチの一種」  
同種かどうかは不明だが、素晴らしい虫の素晴らしい写真をぜひご覧いただきたい。


ミヤマシギゾウムシ(?)

虫えいを撮っていると、飛び入りがあった。

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19311228.jpg
体長は4-5mmほどの小さなシギゾウムシ。
ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19312035.jpg
長い口吻の先は鋭いニッパーのようになっていて、これでグリグリと果実に孔を開けて産卵する。
先端の大あごをどうやって動かすか?
動力源の筋肉はどこにあるのか?

答えは、山﨑秀雄先生が解明している。
ほとんど複眼だけの小さな頭部ではなく、筋肉は胸部にあって、口吻の中を通る長い腱で先端の大あごを動かすのだ。
このマジックハンドのような構造は、次の講演レポートに写真付きで紹介されている。
※ 自然観察大学室内講習会 「昆虫の口-形にはワケがある-」  

だが、ちょっと待て。
シギは嘴の長いシギのようだという名前だ。ゾウムシというのは鼻の長いゾウのようだということではなかったのか?
シギか、ゾウか、ややこしい名前である。

話を元に戻そう。
このシギゾウムシは、たまたまナラメリンゴフシにとまっただけなのかと思ったら、そうではないらしい。

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19313204.jpg
付け根のところに口吻を差し込もうとしている。
シギゾウムシ特有のグリグリをはじめた。
(グリグリ:刺した口吻を中心に全身で左右に回転する。ゆっくりとした反復横跳びのよう)
ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19341597.jpg

奥深くまで孔を開けると、今度は反転して…
ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19314444.jpg
産卵であろう。

こいつは面白い。
虫えいを果実と勘違いして産卵してしまったのだろう。
…と考えたら、さにあらず。

後日調べると、このゾウムシはナラメリンゴタマフシを狙って産卵するらしい。

※ ハンマーの虫のページ2 「ミヤマシギゾウムシ」  
※ てくてく日記 「ミヤマシギゾウムシの産卵」  


シギゾウムシの斑紋がはっきりしているのですぐにわかるだろうと、念のため種名を図鑑で確認しようと思ったが、考えが甘かった。

北隆館の原色昆虫大図鑑(第10版、昭和56年)で見ると、ミヤマシギゾウムシと並んで、ナツグミシギゾウムシというのが載っている。
よく似ていて、写真では判別できない。
ナツグミシギゾウムシの分布は本州・四国・九州だが、ミヤマシギゾウムシの分布は北海道とある。
そうなるとナツグミの方になるのか? しかしホストが違う。
う~む。悩ましい。
どなたかご存知の方は、ぜひご教示いただきたい。
ちなみに背面からの写真は…

ナラメリンゴフシとシギゾウムシ_d0163696_19320064.jpg


余談ですが…

ネットで探っているときに、面白い話を見つけた。
※ あいの飼育ブログ「ミヤマシギゾウムシのジャンプ」  
そういえば、撮影できたと思ったら、いきなりファインダーから消えたのは、この習性によるものか?


<2016.6.16追記>
シギゾウムシの種名について、恐縮しながらも森本桂先生にこの記事をお送りし、ご意見をうかがったところ、次のようなコメントをいただいた。

……………………………………………………………………………………

コナラのムシコブのシギゾウムシは下記の種です。

 Curculio koreanus (Heller)ミヤマシギゾウムシ

世界の大・中型のシギゾウの中で、ムシコブで幼虫が成育する例外的な種です。
写真は大変きれいで見事です。

シギゾウ類の大顎は、一般昆虫の大顎が左右から中央で噛み合うのに対し、大顎の外側が下方へ直角近くに移動して大顎が上下に動くだけになっており、噛み合うことは不可能です。大顎を前に伸ばした状態では、ちょうど錐の歯のようになり、これを産卵や吸汁植物の表面に当て、これを中心として体を左右に揺り動かして、吻をもみこみます。
頭部が前胸先端でよく動くように、複眼を含めて頭部は球状となり、円形器状の前胸先端の開口にはまり込んでいます。このようにして産卵孔をうがち、体を回転させて腹端から細長い産卵管を差し込んで1卵ずつ産みこみます。
クリシギゾウやツバキシギゾウのように大変長い吻をもつものでは、産卵管も長く、♀の吻長と産卵管は正の相関があります。

……………………………………………………………………………………

森本先生、ありがとうございました。

種名が判明したことだけでもたいへんにありがたいことであるが、そのうえほかにもご教示いただいた。
●虫えいで成育するという稀有な習性を持つこと!
(「ハンマーの虫のページ2」「てくてく日記」の記述は正しい)
それにしてもどうやってこの習性を身につけたのだろう? 彼らにはどんな進化の過程があったのか??
●大あごはニッパーのような機能ではなく、錐のように使う!
(写真を見て勘違いをしていた。お詫びして訂正します)
●口吻が長いシギゾウムシは同じ長さの産卵管を持つ。
(雄の口吻も長いと思うが、これは飾りにすぎないのか?)
今後、シギゾウムシを見かけたときの、観察の楽しみがぐっと拡大した。

2016年6月10日、報告:自然観察大学 事務局O





by sizenkansatu | 2016-06-10 19:44 | 昆虫など | Comments(0)

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