人気ブログランキング |

自然観察大学ブログ

タグ:寄生蜂 ( 1 ) タグの人気記事




ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ

前回の続き。

ナラメリンゴフシにはオナガコバチが群がり、さかんに産卵していた。
2016年の記事( )で偶然に写り込んでいたのと同じ寄生蜂と思われる。
今回はよいチャンスである。

※ 暗色のハチの体色を表現するために画像を明るくしています。

ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16011827.jpg
金緑色の美しい蜂が、アクロバティックなポーズで産卵している。
産卵管は細い褐色で、後脚の少し前の位置に突き立てている。(画面で見えるだろうか)
この虫えい(ナラメリンゴフシ)はふわふわして軟らかいので、産卵管はスッと入っていく。
後方(画面の上方)に伸びるのは産卵管の鞘(さや)である。
ふだん我々が目にするのは、さやに納まった状態の産卵管ということになる。

種名はわからないが、オナガコバチの一種で間違いないだろう。
オナガコバチの仲間では、クリタマバチに寄生するチュウゴクオナガコバチ、イヌビワコバチに寄生するイヌビワオナガコバチが知られている。(和名がややこしい!)

獲物(宿主)の位置を探るようなしぐさは見せないのだが、何に産卵するのだろう。
たぶんナラメリンゴタマバチに寄生するのだと思うが、オナガコバチ類には植物寄生性の種もあるらしい。

こちらは別個体の産卵シーン。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16012765.jpg
それにしてもどのような構造で、産卵管はどこについているのだろう。
どう見てもミツバチやスズメバチのように腹端にあるのではない。
腹部のつけ根(胸部より)のように見える。
そしてこの産卵管は、ふだんどのように鞘に収まっているのだろう。

産卵管は深く根元まで刺し込まれる。
ナラメリンゴフシにかかわる観察(2) オナガコバチ_d0163696_16013262.jpg
腹部が丸くなってしまった。
う~む。
ますます構造が分からなくなる。
つかまえて細部を観るべきであった。(反省)

次回はミヤマシギゾウムシの予定。

2020年5月26日、報告:自然観察大学 事務局O



by sizenkansatu | 2020-05-26 16:04 | 昆虫など | Comments(0)

植物、虫、鳥など自然を楽しむ  ★写真の無断転載はお断りいたします★
by sizenkansatu
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新の記事

最新のコメント

> チョコさん コメン..
by sizenkansatu at 11:31
一番美味しいときのタラの..
by チョコ at 18:19
> チョコさん コメン..
by sizenkansatu at 13:18
ヤマボウシの名前の由来、..
by チョコ at 20:02
> イネ科かじった一般市..
by sizenkansatu at 15:28

検索

ブログジャンル