自然観察大学ブログ

2011年 03月 28日 ( 1 )




3月の雑草-3

オオイヌノフグリは私のお気に入り

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またオオイヌノフグリで申し訳ないが、大好きな雑草なのでお許しいただきたい。
一時はシンボルとして名刺に刷り込んでいたほど好きな雑草なのだ。

ハクサイの葉の穴からオオイヌノフグリが頭をのぞかせていた。
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なんとなくうれしくなって、思わず撮ってしまった。

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地表を伸びる茎の先端に花があり、まん中あたりではすでに果実になっている。次々に花を着けながら伸びていくようすがうかがえる。
オオイヌノフグリの葉は、はじめ対生で伸びるにつれて互生になる。茎の付け根のほうが対生で、先のほうが互生ということだ。光を受けるのに都合が良いということなのだろう。
今ごろは付け根にも葉が残っているので観察しやすいが、これからの季節はわかりにくくなる。
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オオイヌノフグリの葉上を、ナナホシテントウが忙しく歩き回っていた。探し物は獲物のアブラムシか?
アブラムシだったらこの時期はカラスノエンドウにたくさんいるので、そっちを探したほうがよかろうに… それとも繁殖相手を探しているのだろうか。
今頃のテントウムシはいつも忙しそうにしている。

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別の畑のわきで白花のオオイヌノフグリを観た。ここのオオイヌノフグリは何故かほとんどが白花のタイプだった。
白色の花は似た雑草でコゴメイヌノフグリとフラサバソウであることが多いが、これはオオイヌノフグリだろう。
【参考】 自然観察大学HPのバックナンバー http://www.sizenkansatu.jp/index_8.html から、2008年 【東京都木場公園】 テーマ別観察会 『街なかの雑草観察』 をご覧ください。これらの特徴と見分け方が掲載されています。

余談ですが…
オオイヌノフグリの名前のもとになった在来種のイヌノフグリは、今は希少種。果実を “犬の陰嚢” に見立てたということだが、どんなつもりで命名したのだろう。
イヌノフグリの果実はコロンと丸く膨れていて、毛が目立ち、いかにも陰嚢という雰囲気である。それだけに、かつての大和撫子たちは人前で名前を呼ぶことをはばかったのではなかろうか。
現代の私のまわりの女性は、何のためらいもなく大声で連呼する人ばかりだが…

3月の雑草-4につづく (4月になるかも…)

2011年3月28日 報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2011-03-28 19:00 | 植物 | Comments(6)

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