人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自然観察大学ブログ

オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16

三寒四温とオオイヌノフグリ

オオイヌノフグリは、秋に芽生えて晩秋から初冬に咲きはじめる。
花の盛りは2月の後半から3月だが、その間の厳冬期を、オオイヌノフグリはどうすごしているのか?

1月の半ばの暖かい日。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18281923.jpg
元気に咲いている花があった。

一方では、全面が枯れている場所もある。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18282590.jpg

こちら(↓)は枯れた中から花を咲かせている。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18291663.jpg
どれも同じ畑のまわりで、陽当たりも水分も、風当りも同じはずだが、このような違いが起こるのはどうしてだろうか。
わずかに環境が違っているのか、それともDNAの違いがあるのだろうか。

花をつけたオオイヌノフグリをくわしく観てみよう。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18292562.jpg
ほぼ全身が褐変しているが、先端に花が咲いている。
よく観ると、花のつけ根のあたりだけ、緑色の葉が出ている。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18293378.jpg
重なった葉の間にはつぼみもあり、これは翌日に開花するのだろう。


私が観察した範囲での推測だが、
オオイヌノフグリは寒いときには葉を枯らして耐え、陽射しのある暖かい日に新しい葉を出して花を咲かせるのだと思われる。
霜柱のできるようなときには、植物体内の水分が凍ってしまうこともあるのかもしれない。そのときはさすがに葉が枯れるだろう。
ただし、この時期、私は陽射しのあるときにだけ野外に出る。寒い日は観察していないので推測である。(反省)


フラサバソウ
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18295293.jpg
1月9日のフラサバソウ。(↑)
花芽らしいものがうかがえるが、まだ咲いていなかった。

開花を確認したのは1月15日。(↓)
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18301028.jpg
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18301817.jpg

オオイヌノフグリは晩秋から咲きはじめるが、フラサバソウの開花は少し遅いようだ。
過去のフラサバソウの開花観察日を記しておこう。
2021年12/18、2023年2/11、2024年1/14、2025年1/23

ホトケノザ
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18302703.jpg
ホトケノザは真っ赤になって寒さに耐える。
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.16_d0163696_18303464.jpg
全身が赤くなったままで花を咲かせている。
オオイヌノフグリよりも寒さには強そうだ。


OFC会員の観察活動紹介

● 会員No.006 miyabiflowerさん
銅葉(ブロンズリーフ)に青い花 オオイヌノフグリ夏から秋 そして冬 14 : 風と花を紡いで  
茶色くなって折れた茎二本 オオイヌノフグリ夏から秋そして冬 15 : 風と花を紡いで  
※ 昨年からの栽培中の記録。夏の間も開花を続け、さらに冬を越しそうです。

● 会員No.013 cflcflさん
オオイヌノフグリ栽培記 : 写真  
※ 亜熱帯(?)で種子からの栽培にチャレンジ中。

………………………………………………………………
オオイヌノフグリ ファンクラブ通信 vol.14_d0163696_18234596.jpg
オオイヌノフグリ ファンクラブ(略称:OFC)とは…

私たちの目的は、オオイヌノフグリを愛でる者同士の連帯をはかること。
オオイヌノフグリを愛でる者なら、どなたでも入会できる。
● 会の規約はこちら(PDF)  
● 最新の会員名簿はこちら(PDF)  更新しました
OFC通信バックナンバー & 設立時の記事  
● 常時会員募集中:入会希望の方は、コメント記入などでご連絡いただきたい。

2026年2月5日、報告:自然観察大学 事務局 大野透

……… 自然観察大学からのお知らせ ………

フェイスブックをはじめました。
Facebook/NPO法人自然観察大学  
ご注意:参加申込みの際は質問への回答とルールへの同意が必須です




by sizenkansatu | 2026-02-05 18:42 | 植物 | Comments(2)
Commented by miyabiflower at 2026-02-06 12:36
畑の周りのオオイヌノフグリ、こちらでもふえてきました。
枯れた中から花が咲いているのですね。
ベランダでも枯れた葉と緑色の葉が混在しています。
ただ当初から育てていたものは、全部がパリパリになってきました。
全体の花の数は減りましたが、まだまだ咲きそうです。
リンクをありがとうございます。
私の記事にもリンクを貼らせていただきました。
よろしくお願いします。
Commented by sizenkansatu at 2026-02-07 10:58
> miyabiflowerさん
リンクいただきありがとうございます。

パリパリになった株は、途中から根を下ろして株分けのようになるかもしれませんね。
いろいろと興味深い観察で、たのしみです。

植物、虫、鳥など自然を楽しむ  ★写真の無断転載はお断りいたします★
by sizenkansatu
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新の記事

最新のコメント

そうですよね。半端じゃ、..
by cflcfl at 11:20
> cflcflさん ..
by sizenkansatu at 10:58
卵をまさか排泄物の中に隠..
by cflcfl at 13:42
はい、承知いたしました。..
by cflcfl at 18:23
> 鍵さん おっしゃる..
by sizenkansatu at 23:19

検索

ブログジャンル