チュウゴクアミガサハゴロモの越冬卵
私の通う植物園では、昨年(2025年)にはじめてチュウゴクアミガサハゴロモを観た。
初夏に幼虫を見つけたのが最初で、それが7月に成虫になって産卵する。
その卵は間もなく孵化し、秋に成虫になってまた産卵した。
あっという間にすごい勢いで増えている。
この冬、この植物園ではいろいろな木の新梢で卵が目立っている。
比較的大きな卵であり、また枝の中ということもあるので、無事に成長する確率は高いのだろう。
しかも、樹種を選ばずいろいろな木に産卵している。
この先どれだけ増えるのか、考えると恐ろしくなる。
今年は、ほかにカナメモチ、クサギ、サネカズラ、ニシキギ、ハクウンボクなどいろいろな木でチュウゴクアミガサハゴロモの卵を確認している。
草本では卵を観たことがないが、幼虫は各種の草本にもとりついている。
チュウゴクアミガサハゴロモが急激に増えている
チュウゴクアミガサハゴロモは1977年に中国山東省で新種として記載され、日本では2017年、大阪で初めて確認されたという。
私がこの虫をはじめて観たのは2022年さいたま市であった。2025年になって、千葉県や東京都内の各地で多数確認している。すごい勢いだ。
昨年3度にわたって記事にしているので、よろしければご覧いただきたい。
● チュウゴクアミガサハゴロモの観察 ⇒● チュウゴクアミガサハゴロモの産卵 ⇒● チュウゴクアミガサハゴロモの孵化など ⇒
このまま増え続けるとどんなことになってしまうのか。
植物園の管理業務をしておられる方に注意を促し、産卵された新梢を剪定するように何度もお願いした。この植物園は熱心なスタッフがていねいに管理してくれているのだが、とても追いつかない。
ライターでごく簡単に処理できる。
これで卵が死んで、しかも枝が生きていてくれるとよいのだが、どうなることか。
引き続き注目したい。
2026年1月18日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
ご注意:参加申込みの際は質問への回答とルールへの同意が必須です
by sizenkansatu
| 2026-01-18 10:45
| 昆虫など
|
Comments(20)
去年の秋から今年にかけて、方々でこれが見られて、
その拡散する勢いにビックリしています。
我が家の汚庭の剪定もしてみると「こんなにも!」で
改めて驚かされました。
若い人はSNSとかで「バズる」とか言いますが、
この虫もとんでもなくバズっていますね。
このバズリ方はよろしくありませんね(^_^;)
その拡散する勢いにビックリしています。
我が家の汚庭の剪定もしてみると「こんなにも!」で
改めて驚かされました。
若い人はSNSとかで「バズる」とか言いますが、
この虫もとんでもなくバズっていますね。
このバズリ方はよろしくありませんね(^_^;)
こんにちは(*^-^*)
ベランダの植物にもこの白いのがいくつもあって
この中に卵が・・・と思っていました💦
盆栽風のモミジに特に多くて、
今よく見たけど小さくて枝がごちゃごちゃしているので
焼くのは無理そう…切り落とすかな(^^)
ベランダの植物にもこの白いのがいくつもあって
この中に卵が・・・と思っていました💦
盆栽風のモミジに特に多くて、
今よく見たけど小さくて枝がごちゃごちゃしているので
焼くのは無理そう…切り落とすかな(^^)
こんにちは。
チュウゴクアミガサハゴロモ
天敵がいないせいなのか?
とてつもない勢いで増えていますね。
菜園でもこの蛾みたいなのなんとかならないんですか
と相談されることが多いです。
樹木に野菜と吸汁して食草の選択も無いようです。
チュウゴクアミガサハゴロモ
天敵がいないせいなのか?
とてつもない勢いで増えていますね。
菜園でもこの蛾みたいなのなんとかならないんですか
と相談されることが多いです。
樹木に野菜と吸汁して食草の選択も無いようです。
昨年、海辺である植物に、ハゴロモの成虫がびっしりと群がっているのを見ました。本当に恐ろしい光景でした。枝の上に隙間なく成虫が密集し、一本の枝に百匹以上はいたかもしれません。このまま放っておくと、思いがけない事態が起こりかねませんね。
> h6928さん
コメントありがとうございます。
そうですか。そちらでもバズってますか。
この先どうなるのか、恐ろしくなりますね。
コメントありがとうございます。
そうですか。そちらでもバズってますか。
この先どうなるのか、恐ろしくなりますね。
> nyanko3774さん
そうですか。カエデ類にもつくでしょうね。
焼くのも切るのも、だいじにしている盆栽では困りますね。
そうですか。カエデ類にもつくでしょうね。
焼くのも切るのも、だいじにしている盆栽では困りますね。
> z1945さん
コメントありがとうございます。
どなたかのブログで、ウシカメムシが卵を吸うという記事を見ました。
強力な天敵が現れてくれることを祈りましょう。
コメントありがとうございます。
どなたかのブログで、ウシカメムシが卵を吸うという記事を見ました。
強力な天敵が現れてくれることを祈りましょう。
> cflcflさん
一枝に百匹とは、やはりそちらはダイナミックで、規模が違うようですね。
自然界では特定の生物が増えすぎると、それを抑制する作用が働くことになっているそうです。病原菌や天敵生物です。
何十年か前の日本で、ジンチョウゲの葉を吸汁して落としてしまう外来のアブラムシが大発生しました。街中のジンチョウゲはみな坊主になってしまったのです。
ところが、餌がなくなったアブラムシもいつの間にか消えて、それ以来二度と現れません。
チュウゴクアミガサハゴロモは広食性なのでそうはいかないと思いますが、
抑える作用が働いてくれることを祈りましょう。
一枝に百匹とは、やはりそちらはダイナミックで、規模が違うようですね。
自然界では特定の生物が増えすぎると、それを抑制する作用が働くことになっているそうです。病原菌や天敵生物です。
何十年か前の日本で、ジンチョウゲの葉を吸汁して落としてしまう外来のアブラムシが大発生しました。街中のジンチョウゲはみな坊主になってしまったのです。
ところが、餌がなくなったアブラムシもいつの間にか消えて、それ以来二度と現れません。
チュウゴクアミガサハゴロモは広食性なのでそうはいかないと思いますが、
抑える作用が働いてくれることを祈りましょう。
椿に白いワタワタ
たくさん付いてます
見つけ次第取り除いていますが
キリがない感じ
でも今頑張らないと
春が怖いです
たくさん付いてます
見つけ次第取り除いていますが
キリがない感じ
でも今頑張らないと
春が怖いです
今回の場合は、坊主になるだけでは済まないかもしれません。抑制効果が、大きな損害が出る前に間に合ってくれればよいのですが。
> wabisuke-miyakeさん
そうですか。
やはり、そちらでもすごいことになっているんですね。
できるだけのことをして、あとは祈るしかないのかもしれません。
そうですか。
やはり、そちらでもすごいことになっているんですね。
できるだけのことをして、あとは祈るしかないのかもしれません。
> cflcflさん
そちらでは50年ほど前に発見されているようですが、いまになって爆発的に増えているということでしょうか。
恐ろしいです。
そちらでは50年ほど前に発見されているようですが、いまになって爆発的に増えているということでしょうか。
恐ろしいです。
天敵はシジュウカラです~
シジュウカラが安心して暮らせるようにすれば良いのですが・・・・・
シジュウカラの天敵には人間もいるので・・・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
シジュウカラが安心して暮らせるようにすれば良いのですが・・・・・
シジュウカラの天敵には人間もいるので・・・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
お話しするのを失礼いたしました。こちらでよく目にするハゴロモ科は別の種類(ハゴロモ科 Ricania 属)だそうです。また、公園で時折見かける、非常に美しいもう一種のカゴロモがいます。
去年の5月頃に撮影した写真のリンクをご共有いたします。
https://kunchong.exblog.jp/244955386/
去年の5月頃に撮影した写真のリンクをご共有いたします。
https://kunchong.exblog.jp/244955386/
> shizenkazeさん
コメントありがとうございます。
鳥が食べているところを見たことはありませんが、ありそうですね。
ただ、肉食の昆虫も含めて、捕食者はいまひとつ圧力が弱いような気がします。
やはり寄生者や菌類、細菌類の天敵が望まれます。
コメントありがとうございます。
鳥が食べているところを見たことはありませんが、ありそうですね。
ただ、肉食の昆虫も含めて、捕食者はいまひとつ圧力が弱いような気がします。
やはり寄生者や菌類、細菌類の天敵が望まれます。
> cflcflさん
そちらの記事を拝見しました。
やはり熱帯には鮮やかな昆虫がいますね。
そちらの記事を拝見しました。
やはり熱帯には鮮やかな昆虫がいますね。
実家の椿を切って持ち帰るときには
葉の裏と枝のチェックが欠かせません。
葉の裏には小さな白い抜け殻のようなものがあります。
枝には卵らしきもの・・・
花鋏の葉でこそげ取るようにしていますが、
時々見落としがあります。
モミジの枝にもたくさんありました。
近所の公園などの椿の枝にもたくさんの白いものが見られます。
あれが全部チュウゴクアミガサハゴロモになると思うと・・・。
葉の裏と枝のチェックが欠かせません。
葉の裏には小さな白い抜け殻のようなものがあります。
枝には卵らしきもの・・・
花鋏の葉でこそげ取るようにしていますが、
時々見落としがあります。
モミジの枝にもたくさんありました。
近所の公園などの椿の枝にもたくさんの白いものが見られます。
あれが全部チュウゴクアミガサハゴロモになると思うと・・・。
> miyabiflowerさん
コメントありがとうございます。
卵は春までふ化しないと思いますが、ちょっと嫌ですよね。
困ったものです。
茎が傷つくので、水の吸い上げも悪くなると思います。
コメントありがとうございます。
卵は春までふ化しないと思いますが、ちょっと嫌ですよね。
困ったものです。
茎が傷つくので、水の吸い上げも悪くなると思います。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
> 鍵さん
リンクありがとうございます。
そちらの記事も拝見しました。
この虫は困りものですね。
リンクありがとうございます。
そちらの記事も拝見しました。
この虫は困りものですね。
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