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自然観察大学ブログ

晩秋の花2025 江戸川べりの観察-49

11月の末日、江戸川べりを歩いた。
晩秋の花2025 江戸川べりの観察-49_d0163696_11503660.jpg
紅葉の季節は、花を観るには寂しい季節ではある。
それでも少しは、今が旬のものや一年中咲いている花、さらにはもう咲いている花や、まだ咲いている花がある。
散歩の途中でそんなものを探してみた。
過去の観察記録があるものは、それぞれリンクを記した。よろしければあわせてご覧いただきたい。


カタバミとイモカタバミ
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晩秋の花2025 江戸川べりの観察-49_d0163696_11505725.jpg
どちらも一年中咲いているような気がするが、本来は春から秋に花が咲くという。
さすがにこの季節はちょっと元気がない。
小さてわかりにくいが、雄しべと雌しべなど、よく見ると巧妙なつくりになっている。
● オッタチカタバミの花の観察  
● イモカタバミとムラサキカタバミ  


ホトケノザ
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基本的には越年草で春に開花するのだが、冬を越さずに開花した大群落を観ることがある。
シソ科の唇形花はおもしろい構造になっている。
● ホトケノザの花 -シソ科の花1  


シャクチリソバ
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花も果実もソバに似ているが、ソバのように美味しくはないという。
タデ科のなかでは大きな花で、よく観ると美しい。
雌しべの長短で2つのタイプあるというが、これは短いタイプのようだ。


コセンダングサ
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ちょっと見には地味な花。
しかしよく観るとごく小さな一つの花に、それぞれ雄しべの時期と雌しべの時期があるなど、詳しく観察したくなる花だ。
この花からどうやって、あのとげとげの果実になるのかも興味深い。
● センダングサ類の観察 ③ 花から果実、とげの成り立ち  


クサギ
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ふつうは夏に開花して秋には藍色の果実なのだが、まだ花が咲いていた。
よく観ると雄性期と雌性期の両方の花がある。
● 親愛なる、そのへんの植物-6 「クサギ」(S子さんの投稿)  


シロダモ
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雄の木と雌の木があるが、これは雌の木。
赤い果実はちょうど一年前に花が咲いて成長したもの。
花について、詳しくは次をご覧いただきたい。
● シロダモの花を観る  


センニンソウ
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本来なら仙人のひげのような果実になっている時季だが、まだ花も見られた。
つる植物は花期が長い。
● 私の秋の七草 ⑥ 木本 (No.19 センニンソウ)  


カナムグラ
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これもつる植物で、とくに雄花は花期が長い。
カナムグラの雌花はとっくに果実になっているのに、懸命に咲いている雄花はちょっと気の毒かも。
● つる植物の話-3 : 自然観察大学ブログ  


ヤツデ
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いまの時期がまさに花の季節。
貴重な蜜源なので、ハエやハチが集まってくる。
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雄しべ期の花序(↑)と雌しべ期の花序(↓)。
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初めに雄しべが伸び、そのあと雄しべと花被が落ちて雌しべが伸びてくる。
雄性期と雌性期がはっきり違うので、雄花序と雌花序であると勘違いされがちだ。


セイタカアワダチソウ
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すでに果実が泡立つようになっているが、一方では花が咲いているものもある。草刈りあとの再生なのか。
これも花には巧妙な仕組みがある。
● 続・セイタカアワダチソウの花を観る ‐開花の順序‐  


セイヨウタンポポ
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写真はちょっと貧弱な花だが、セイヨウタンポポは夏の間をのぞいてほぼ一年中花を咲かせている。
最近はセイヨウタンポポと在来のタンポポの雑種のようなものが多いが、在来のタンポポの開花は春から初夏に限られるので、この時期はセイヨウタンポポとしてよいだろう。


コハコベ
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小さいが、整った形の美しい花。
紅葉・落葉のころ、入れ替わるように地表に鮮やかな緑を広げてくれる。
本来は早春から春が花の盛りとされるが、夏以外はほぼ一年中芽生えがあり、花を咲かせるイメージがある。
柔軟で融通無碍な生活は、まさしく“雑草の中の雑草”と言えそうだ。


最後になるが、紅葉・黄葉を一つ…
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イロハモミジとイチョウ。
今年、身近で観る紅葉はいまひとつであった。
夏の猛暑と乾燥で葉がカサカサになったり、枯れてしまったためだと思う。
みなさんのお近くの紅葉はいかがだったろうか。

2025年12月5日、報告:自然観察大学 事務局 大野透

……… 自然観察大学からのお知らせ ………

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by sizenkansatu | 2025-12-05 12:12 | 植物 | Comments(0)

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