アカメガシワの観察 ③雄株のからまわり
実を結ぶための、繁殖のための一番だいじな時期なのだろう。
元気な姿を観るとうれしくなる。
一方の雄株はどうだろうか。
ほかの枝ではおそらく花序の柄を落としていると思われるが、こちらも先端付近から次々に新しい葉が出ている。
雄株は、開花して花粉を作ったあとは取り立ててやるべきことはないはずだ。
それで新葉を展開し、自身の成長にあてているのだろう。
雌株はすでに果実が熟して裂開しているので、この雄花はまったくのからまわりだ。
いまさら焦ってもしょうがないだろうに…
アカメガシワは、冬季以外は次々に新葉を展開するとされる。新緑のころに一斉に開葉するのに対し、順次開葉と言う。
私の観たところでは、雄株はそのとおり盛んに新葉展開を続けるが、雌株はそれほどのことはないようだ。
とくに、果実をつけた枝では早い時期に越冬芽をつくると思われる。
雄株のからまわりはいつまで続くのだろうか。
さて、ほかの雌雄異株はどうなのだろうか。
雄株がからまわりする例を2つ観察できた。
アオツヅラフジ
この年の観察では、雄花は11月8日まで開花していた。
● アオツヅラフジ -青春の葛藤- ⇒
エビヅル
アオツヅラフジもエビヅルもつる性の木本で、つるを伸ばしながら次々に花をつけるので、花期は長い。
とはいえ、雌株は適当なところで花をつけるのをやめて果実を充実させることに向かう。
だが、雄株はそのあとも休むことなく花序をつけ、雄花を開かせる。
働き者の雄株ではあるが、もう少し要領よく立ち回ればいいのに … と思う次第である。
2025年9月20日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
by sizenkansatu
| 2025-09-20 18:36
| 植物
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