チュウゴクアミガサハゴロモの孵化など
8月8日、いつも通っている小さな植物園。
分泌した蝋物質も新鮮なように見える。
このとき、すぐ近くで剪定作業をしておられた方がいた。
チュウゴクアミガサハゴロモの話をして、少しでも繁殖を食い止めるために、枝を切って焼却処分しようということになった。
火に近づけると、あっという間に蝋物質が消えて、産卵痕が現われた。
まだ少し孵化前の卵もあるようだ。
7月半ばに産卵を観て( ⇒ )、今回は第2世代の孵化を確認した。(同じ卵というわけではないが…)
このままいくと、来月には第2回の成虫が出てくると思われる。
この調子でチュウゴクアミガサハゴロモが増えていくのかと思うと、ちょっと心配だ。
ところで、今回チュウゴクアミガサハゴロモを観たのはサネカズラだった。
サネカズラは別名ビナンカズラ(美男葛)で、茎を水に浸すと粘液が出て、これを整髪料にしたのが別名の由来だという。
そういえば、前掲の幼虫の蝋物質はぴんと張ってきれいに広がっていたが、その効果だろうか?(そんなことはないと思うが…)
サネカズラの花は枝葉に隠れた位置で咲くので、それを探して奥の方を覗くことになる。
チュウゴクアミガサハゴロモの産卵痕は、花を探していているときに発見したというわけである。
そのサネカズラの花など、この日に観察したほかのものを報告させていただこう。
サネカズラの花
サネカズラは何度観ても不思議な花だ。
花被は完全に開かないので、中の雌しべはよく観えない。
まことに不思議な形である。
興味のある方は、以前の記事をご覧いただきたい。
● サネカズラの不思議な花 : 自然観察大学ブログ ⇒
ヒオウギ
よく観ると花被の一つに蜜を滲ませている。
むやみに散らさずに絞っておくとは、きっちりした折り目正しい性格なのだろう。
じつは昨年、どなたかのブログで花後の絞り上げた状態を拝見し、実物を確認したいと思っていた。まさしくそのとおりであった。
ぬばたまの… が使われる和歌は、万葉集を中心に100首近くもあるのだそうだ。
ワレモコウ
● ワレモコウの花の真実 : 自然観察大学ブログ ⇒
ワレモコウの名は漢字では吾亦紅、吾木香などと表記される。
古く源氏物語にも登場するそうだが、その由来はわからないという。
2025年8月10日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
by sizenkansatu
| 2025-08-10 19:19
| 植物と虫
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