虫の日の虫図鑑
6月4日は “虫の日”
そこで、予定変更してこの半月ほどの間に観た虫(昆虫など)をまとめてみた。
ハグロトンボ トンボ目カワトンボ科
参考:ハグロトンボと昆虫の脚 ⇒
メダカナガカメムシ カメムシ目メダカナガカメムシ科
クワキジラミ カメムシ目キジラミ科
エノキワタアブラムシ カメムシ目アブラムシ科
右の写真は、ワックスが剥げて本体の一部が現れた。
モモコフキアブラムシ カメムシ目アブラムシ科
ヒゲナガクロハバチ ハチ目ハバチ科
この時期は粉を吹いたような白色で、兄弟が行儀よく並んで食べる。
成長した幼虫は分散し、右のように全身が黒くなる。
イチモンジカメノコハムシ コウチュウ目ハムシ科
幼虫は自分の排出した糞を尻の先につけてカムフラージュしている(つもり)。
参考:ムラサキシキブとカメノコハムシ ⇒
ヨツモンカメノコハムシ コウチュウ目ハムシ科
写真は甲羅の陰からほんのすこし眼が見えている。
クズクビボソハムシ コウチュウ目ハムシ科
10年ほど前に中国から侵入したとされる。
今年、初めて江戸川べりで確認した。
クロウリハムシ コウチュウ目ハムシ科
まだ葉がほとんどないので茎を食べたのだろうか。
参考:クロウリハムシのトレンチ行動 ⇒
ヒゲナガハナノミ コウチュウ目ナガハナノミ科
幼虫は水中生活なので、この時期の谷津でよく見かける。
個体数はかなり多く、ムシヒキアブ類の格好の餌になっているようだ。
参考:ムシヒキアブ -最強伝説を解く- ⇒
ホシベニカミキリ コウチュウ目カミキリムシ科
このホシベニカミキリは、地表でアリたちに攻撃されているのを救出し、スダジイの幹で撮影。
ほんとうはクスノキ科につく。
ラミーカミキリ コウチュウ目カミキリムシ科
カラムシの栽培品種“ラミー”とともに侵入したといわれる。
写真はヤブガラシの葉に飛来したところ。この虫は活発に飛ぶ。
コフキゾウムシ コウチュウ目ゾウムシ科
名前は“コフキ”だが、表面にあるのは鱗片。鱗片がはがれると本体は黒色。
甲虫類はあまり飛ばないので撮りやすく、偏りが出てしまった。
かっこいい(個人的な趣味)ということもあるのでつい…
ホリカワクシヒゲガガンボ ハエ目ガガンボ科
名前の由来は不明のようだ。
写真は触覚のりっぱな雄。
ヒトスジシマカ ハエ目カ科
口針を深く刺すときに、口器の鞘が “く” の字に曲がる。
動かないので撮りやすいが、痒みは我慢するしかない。
ルリタテハ チョウ目タテハチョウ科
こわもてだが毒はないので安心して触ることができる。
オオシロカネグモがミカドガガンボを捕らえた
獲物のガガンボは、おそらくミカドガガンボで、ひ弱い感じに見えるが、じつはガガンボ類では最大の種。
オオシロカネグモは網を破られたが獲物は放さない。
クモ目アシナガグモ科。
ジョロウグモのまどい
このときに刺激を与えると “クモの仔を散らす” 状況になる。
クモ目ジョロウグモ科。
2025年6月4日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
by sizenkansatu
| 2025-06-04 23:04
| 昆虫など
|
Comments(2)
こんにちは(*^-^*)
興味ありありながらも
ごぉ~~(@_@;)って鳥肌たてながら見させてもらいました
今は毛虫、イモムシ等々、虫だらけですね(^^)
興味ありありながらも
ごぉ~~(@_@;)って鳥肌たてながら見させてもらいました
今は毛虫、イモムシ等々、虫だらけですね(^^)
> nyanko3774さん
鳥肌をたてさせてしまって申し訳ありません。
ご容赦ください。
でも、なるべく好きになってほしいです。
鳥肌をたてさせてしまって申し訳ありません。
ご容赦ください。
でも、なるべく好きになってほしいです。
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