クズの観察 2024 ①
毎日暑い日が続く。
日々の観察は午前中に切り上げるようにしているのだが、それでもときどきめまいがして生命の危機を感じることがある。無理せずに軽い気持ちで観察をたのしみたい。
さて、クズは夏の日差しが強いときに葉を閉じる。
3枚の小葉の柄の一部が太くなっていて(葉沈)、ここがうまく作用して閉じたり開いたりするのだそうだ。
参考:親愛なる、そのへんの植物-12 「クズの葉の運動」(S子さんの記事) ⇒
日差しを求めてつるを伸ばしたはずのクズだが、強烈な直射を避けて必死に耐えているというのは、なんとも皮肉である。
コフキゾウムシ
クズの葉のふちが喰われてぎざぎざになっているものをよく見かける。
身体の表面を粉のような細かい鱗片が覆っているので“粉吹き”の名前なのだと思う。(ゾウムシ類はどれも鱗片があるが…)


ネットで調べると、ごく小さな卵を産み落として幼虫は地下で生活しているという。
だとすると目で観て確認するのは難しいが、クズの根を食べているのだろうか。
今年も甘い香りをたのしみに待たせてもらおう。
次回の予告
葉のふちをかじられているのはコフキゾウムシの仕業だと思っていたのだが、先日別の犯人を見つけた。
これまで気づかなかったのが不思議なくらい、今年はたくさん観察できた。
これについては次回ご報告したい。
2024年7月24日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
by sizenkansatu
| 2024-07-24 19:46
| 植物と虫
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