ノビルの花とむかご
ノビルを食べた経験のある方は多いと思う。
私も、子どものころに小さなラッキョウのような鱗茎を集めて食べたものである。
子どものころ、母はノノヒロと呼んでいた。
もしかすると当時“ノノヒロを採ってこい”などという指令を出されたのかもしれない。
母は茨城県の鹿行地域の生まれであった。
家人は長野県の諏訪湖周辺の生まれだが、ノビルをネンビロと呼ぶ。
ノノヒロは別名としてウィキペディアにも記されているが、ネンビロの記載はなかった。
ノビルの別名はたくさんあるようで、これはヒトとの関係が深いことを示すのだろう。
花序のつけ根にむかごをつけるのがノビルの特徴だ。
上の花序は花の数が多くむかごは少ないが、ふつうのノビルはこんな感じ。(↓)
花の数は少なくて、むかごが多い。
ちなみに、むかごをちょっとだけ食べてみたが、まさしくノビルの味であった。(あたりまえですが…)


ノビルはいまヒガンバナ科とされているが、エングラーなどの形態分類ではネギなどとともにユリ科とされていた。
ノビルの種子を観ようと探したが、残念ながら今のところ確認できていない。
稲や麦などで言う“穂発芽”のような状態だ。
ふつうむかごは地表に落下してから発芽するものだろうが、調べてみるとノビルではこのようなことが観察されているようだ。
地下の鱗茎、地上のむかご、そして種子。
ノビルは3パターンの繁殖方法を展開する、やり手の植物である。
おまけ(クイズ)
いきなりクイズ。
ヒント① ノビルとはまったく関係ありません。
ヒント③ 写真は今日(6月13日)に撮りました、これからが観察チャンスなので、ぜひどうぞ。
ヒント④ 秋に朱色の果実が目立つようになります。
正解はこちら ⇒ (2022年の観察記録)
2024年6月13日、報告:自然観察大学 事務局 大野透
by sizenkansatu
| 2024-06-13 18:27
| 植物
|
Comments(1)
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