半身だけが残された謎 ノコギリクワガタの大事件
8月29日に実施された自然観察大学室内講習会でのこと。
千葉県成田市、谷津田脇の農道上のことであった。
講習会ではこの事件の謎解きがなされた。
犯行現場の分析や犯人の絞り込み、手口の似通った事件の洗い出しなど、捜査の過程が紹介された。
講習会の詳しいレポートは次でご覧いただけます。● 自然観察大学HP/講習会レポート ⇒
謎解きに際しては、参加メンバーから活発な意見が出た。
鳥が専門の越川重治先生からはカラスが犯人であるとの発言があったのだが、残念ながら通信状態が不調で会話ができなかった。
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オンライン講習会はたいへん勉強になりました。
ノコギリクワガタの犯人の話に関連して、8月25日に船橋市の公園でハシブトガラスがカブトムシの雄を捕らえるのを撮影しました。
人が下を通ったのでくわえて飛び去ってしまい、食べるところまでは観察できませんでした。
ハシブトガラスがカブトムシを捕らえるのは、いままでに何回か観察していますが、今回は証拠写真が撮れました。
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越川先生、ありがとうございました。
じつは講演の際に唐沢学長が私の隣席にいたのだが“これはカラスですね。犯行現場を何度か観たことがあります。”とつぶやいておられた。
また、「歯形があればタヌキかどうかはわかる」といったご意見もあった。
TKさんからはカブトムシの前半身(頭部と胸部)だけの動画をお送りいただいた。
( すみません。本稿で紹介したかったのですが、私の知識不足で動画がアップできません )
話題が盛り上がってうれしくなったと同時に、自然観察大学にはすごいメンバーがそろっているものだと、改めて感動したしだいである。
次の講習会もオンラインで実施されると思う。ご期待いただきたい。
2021年9月14日、報告:自然観察大学 事務局O
by sizenkansatu
| 2021-09-14 12:49
| その他
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