冬芽の名前当てクイズ A to Z(1)
立春が過ぎ、いよいよ春が近づいてきた。
2月4日は観測史上最も早い春一番だったそうである。
木々の冬芽も、そろそろ活動を始める。
我々としても、来たる冬芽の展開の観察のために身近な冬芽を観て準備をしておきたい。
さて、そんなわけで、樹木の冬芽の名前当てクイズです。
全4回の予定で今回はその1回め。
A~Iの9種類の冬芽の名前を当ててください。
写真だけでは判定の難しいものがあるかもしれません。ヒントをよく読んでお答えください。
写真は2月初めに千葉県柏市のこんぶくろ池自然博物公園と柏の葉公園で撮影しました。
なお、クイズ作成にあたっては『樹木博士入門』の著者の小幡和男先生、岩瀬徹先生、飯島和子先生に監修していただきました。ありがとうございました。
A)
ヒント:常緑高木。特徴的な葉でだいたいはわかりますね。近縁種のBとは冬芽の色(鱗片葉の色)で見分けられます。
B)
ヒント:常緑高木。Aと近縁ですが、こちらBは冬芽の鱗片葉が白いので全体が白っぽく見えます。冬芽のつけ根に見えるのは前年の春に開花した若い球果で、今年の秋に熟します。
C)
ヒント:常緑低木。冬でも鮮やかな緑色と赤い果実が林内で目立ちます。雄株と雌株があります。
D)
ヒント:常緑高木。冬芽が展開した直後の姿がウサギの耳に似ているといわれます。葉の裏が白っぽいのが名前の由来だそうです。花は冬に咲き、果実は丸1年かけて赤く熟します。
E)
ヒント①;常緑高木。葉柄は赤みを帯びることが多いようです。
ヒント②:こちらは幼木で、茎も赤味を帯びています。葉は厚みがあります。新葉が展開したとき、世代交代するかのように古い葉が垂れ下がるのが名前の由来だそうです。
F)
ヒント:落葉高木。頂芽と頂生側芽がついています。枯葉が冬まで残ることが多く、写真の後方の枝にそれが見られます。どんぐりを落とした後のお椀型の殻斗も見えています。どんぐりは開花した当年に熟します。
G)
ヒント:落葉低木。枯れても葉が落ちない代表格で、受験のお守りにされているようです。雌株しかないのになぜか果実がつき種子ができます。
H)
ヒント:落葉小高木。大きめの主芽と小さめの副芽が並んでいます。裸芽ですが細かな毛におおわれています。初夏に白い花をたくさんつけて甘い香りを漂わせます。果実はかつて石けんとして利用されたそうですが有毒です。虫や鳥に人気の高い木です。
さてみなさん、いかがでしょう。
どれも身近でいま観られる冬芽です。
悩ましいときは、野外に出て実物で確認するとよいかもしれません。
『樹木博士入門』( ⇒ )をお持ちの方は、この本で確認するという手もあります。(本に掲載されていない冬芽もあります)
約一週間後に回答を記入しますが、それまでごゆっくりお考えください。
みなさんのご回答をお待ちします。
ご回答はこのブログのコメント欄または自然観察大学事務局にメールで回答をお知らせください。
自然観察大学事務局アドレス: jimu@sizenkansatu.jp (@マークを半角にしてください)
全問正解された方は、冬芽観察の達人としてこころから尊敬いたします。(賞品はありません!)
2021年2月9日、報告:自然観察大学 事務局O
2月4日は観測史上最も早い春一番だったそうである。
木々の冬芽も、そろそろ活動を始める。
我々としても、来たる冬芽の展開の観察のために身近な冬芽を観て準備をしておきたい。
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さて、そんなわけで、樹木の冬芽の名前当てクイズです。
全4回の予定で今回はその1回め。
A~Iの9種類の冬芽の名前を当ててください。
写真だけでは判定の難しいものがあるかもしれません。ヒントをよく読んでお答えください。
写真は2月初めに千葉県柏市のこんぶくろ池自然博物公園と柏の葉公園で撮影しました。
なお、クイズ作成にあたっては『樹木博士入門』の著者の小幡和男先生、岩瀬徹先生、飯島和子先生に監修していただきました。ありがとうございました。
<文末に回答を記しました 2021年2月15日>
ご回答をお寄せいただいたみなさま、ありがとうございました。
A)

B)

C)

D)

E)


F)

G)

H)

I)
ヒント:落葉高木。Hに近縁ですが、こちらは2年目の枝の樹皮がはがれやすいのが特徴です。冬芽はHに似ていますが、落葉するまで冬芽は葉柄に包まれています(葉柄内芽)。冬芽のつけ根の環状の部分は葉柄のついていた痕(葉痕)です。Hと同様に花の盛りは多数の白い花がみごとで、白い雲にたとえて和名が付けられました。

さてみなさん、いかがでしょう。
どれも身近でいま観られる冬芽です。
悩ましいときは、野外に出て実物で確認するとよいかもしれません。
『樹木博士入門』( ⇒ )をお持ちの方は、この本で確認するという手もあります。(本に掲載されていない冬芽もあります)
約一週間後に回答を記入しますが、それまでごゆっくりお考えください。
みなさんのご回答をお待ちします。
ご回答はこのブログのコメント欄または自然観察大学事務局にメールで回答をお知らせください。
自然観察大学事務局アドレス: jimu@sizenkansatu.jp (@マークを半角にしてください)
全問正解された方は、冬芽観察の達人としてこころから尊敬いたします。(賞品はありません!)
2021年2月9日、報告:自然観察大学 事務局O
<クイズの回答 2021年2月15日>
A アカマツ(マツ科)
B クロマツ(マツ科)
C アオキ(アオキ科)
D シロダモ(クスノキ科)
E ユズリハ(ユズリハ科)
F コナラ(ブナ科)
G ヤマコウバシ(クスノキ科)
H エゴノキ(エゴノキ科)
I ハクウンボク(エゴノキ科)
みなさん高い正解率でした。
意外に難しかったようなのがFです。落葉樹でどんぐりが1年で熟すこと、それと殻斗の形からコナラという答えになると思います。
全問正解の方もありました。
おみごと、さすがです。
みなさんありがとうございました。
第2回もよろしくお願いいたします。( ⇒ )
by sizenkansatu
| 2021-02-09 19:53
| 植物
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