自然観察大学ブログ

モミジバフウの話(3)

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よろしければ、あわせて次もご覧ください
● モミジバフウ(1)葉の話など ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23824359/ 
● モミジバフウ(2)実と種の話 ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23865438/ 
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花から実へ

狙っていたモミジバフウの花が観察できた。

d0163696_22110366.jpg
上に伸びるモコモコしたのが雄花序で、雌花序は下方に垂れている。(写真は4月13日)


モミジバフウはマンサク科なのだが、マンサクとはまったくイメージが違う。
● マンサクの花 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/23941931/ 


雌花はこれ。

d0163696_22111587.jpg
淡いピンク色が、いかにも女性的。

雄花はこちら。

d0163696_22112497.jpg
こちらはまだ熟してないようだ。
モミジバフウは雌性先熟ということなのだろう。



10日後

10日が過ぎた4月23日。

d0163696_22114006.jpg
雄花が熟し、
d0163696_22115318.jpg
多量の花粉を出していた。
このとき雌花は…
d0163696_22120439.jpg
柱頭が茶色になって、花はもう終わり。
すでにイガイガ、トゲトゲの果実の雰囲気になっている。

やはり雌性先熟だろう。
雄花と雌花の位置関係から考えて、熟期をずらさなければほぼ100%自家受粉してしまうだろう。雌性先熟はそれを避けるためのシステムなのだ。



感 想

それにしても…

d0163696_22121220.jpg
この冬芽のなかに、たくさんの花や葉が仕込まれていたとは驚きである。
念のため途中経過も紹介しておこう。(上と同じ芽ではありません)
d0163696_22123340.jpg
これは4月2日の萌芽のようす。
雄花序が顔を出して、下のほうには葉が観える。

羽化したチョウも舌を巻くような変態だ。
えっ、チョウの舌はもともと巻いてるって?

2017年5月9日、報告:自然観察大学 事務局O





by sizenkansatu | 2017-05-09 22:17 | 植物 | Comments(0)

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