ホソミオツネントンボの産卵ラッシュ
お詫びと訂正(2016年12月5日)
この記事でホソミオツネントンボの産卵とされているものは、すべてオツネントンボだそうです。
ホソミオツネントンボは、産卵時期にはすべて成熟した空色に代わっているそうです。
お詫びして訂正させていただきます。
訂正いただいた山崎秀雄先生、ありがとうございました。
しつこいですが、前回の続きで5月はじめの長野県の話。
この記事でホソミオツネントンボの産卵とされているものは、すべてオツネントンボだそうです。
ホソミオツネントンボは、産卵時期にはすべて成熟した空色に代わっているそうです。
お詫びして訂正させていただきます。
訂正いただいた山崎秀雄先生、ありがとうございました。
しつこいですが、前回の続きで5月はじめの長野県の話。
上が雄で、交尾後も連結したままで場所選びと産卵行動を繰り返す。これはほかのトンボの仲間と同じ。
ちなみに連結飛行については次をご覧いただきたい。
「赤トンボの産卵」 http://sizenkan.exblog.jp/20013896/
交尾のときは雌が腹端を雄の胸元の貯精嚢にくっつける形となる。
この田んぼは、このあと水を張って代かき、そして田植えと進むわけだが、どこかでこの雑草は除かれてしまうだろう。それまでに孵化・脱出していればよいのだが…
ところで、ホソミオツネントンボは冬の間は褐色で、春になって成熟すると鮮やかな空色になる。しかし、写真のペアはみな褐色。ということは未熟なトンボたちが交尾・産卵しているということになる。
空色のホソミオツネントンボは次でご覧いただける。
それにしても、複眼まで色が変わるとはすごい。どんよりとした冬の色から、春の青空を飛んで空色の眼になるとは、童謡の『とんぼのめがね』のそのまんまだ。
かつてバイクに乗っていたころ、スキー用の黄色のゴーグルを着けて走ったことがある。夜になって、街中の信号がすべて黄色に見えてパニックになったことを思い出した。
褐色の眼と空色の眼で、ホソミオツネントンボが観ている世界はどうなのだろうか。
2014年6月14日、報告:自然観察大学 事務局O
by sizenkansatu
| 2014-06-14 12:52
| 昆虫など
|
Comments(3)
こちらは5月初旬に、ホソミオツネントンボの集団産卵は終わりました。
青く変わったイトトンボの中に、ホソミイトトンボが混じっていたり、茶色のオツネントンボが紛れていたりします。
山間部の棚田は、田植えを頃になると、越冬するイトトンボの産卵場所になります。
青く変わったイトトンボの中に、ホソミイトトンボが混じっていたり、茶色のオツネントンボが紛れていたりします。
山間部の棚田は、田植えを頃になると、越冬するイトトンボの産卵場所になります。
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sizenkansatu at 2014-06-17 15:13
日野&愛媛さんコメントありがとうございます。
(改名されましたか?)
観察したのは5月初めで、長野県の標高600Mくらいのところです。
愛媛県とそれほど季節の違いはないようですね。
ホソミイトトンボは実物を見たことがありません。うらやましいです。
いつかは見てみたいです。
(改名されましたか?)
観察したのは5月初めで、長野県の標高600Mくらいのところです。
愛媛県とそれほど季節の違いはないようですね。
ホソミイトトンボは実物を見たことがありません。うらやましいです。
いつかは見てみたいです。
失礼しました。
熱のせいか?、入力ミスです。
こちらは山間部なので、棚田の横は直ぐに山に続きます。
そんな環境では、林内で越冬するオツネントンボ2種とホソミイトトンボが、田植えの時期になると産卵に現れるのです。
老眼のうえに小さいトンボ達なので、写真を撮ってPC画面で見て初めて気が付いたしだいです。(^^;)
この春からトンボに詳しい人と知り合い、撮りためたトンボ写真を判別しなおしております。
改めてトンボに目を向けると、今まで見えてなかった?、と思うほど沢山眼にするようになりました。
今までは稀にしかめにしなかったシコクトゲオトンボのその一つ、2箇所の観察で16匹を見つけることができました。
植物ばかり見ていた目は、生き物の姿まで追いかけるようになっています。
熱のせいか?、入力ミスです。
こちらは山間部なので、棚田の横は直ぐに山に続きます。
そんな環境では、林内で越冬するオツネントンボ2種とホソミイトトンボが、田植えの時期になると産卵に現れるのです。
老眼のうえに小さいトンボ達なので、写真を撮ってPC画面で見て初めて気が付いたしだいです。(^^;)
この春からトンボに詳しい人と知り合い、撮りためたトンボ写真を判別しなおしております。
改めてトンボに目を向けると、今まで見えてなかった?、と思うほど沢山眼にするようになりました。
今までは稀にしかめにしなかったシコクトゲオトンボのその一つ、2箇所の観察で16匹を見つけることができました。
植物ばかり見ていた目は、生き物の姿まで追いかけるようになっています。
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