自然観察大学ブログ

カエデの新緑と“順次開花”

4月末のカエデ。(今ごろすみません)
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新緑は好い。

この日は、花と果実が同時に観られた。
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次々に開花し、結実していくということだ。

さかのぼること2週間前、4月半ば…
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ちょうど芽出しから展葉する時期だったが、実はこのときにも、花を開いていた。
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こちらの芽はもっと気が短いらしく、展葉が待ちきれないといった風情。

このカエデ(ハウチワカエデ:羽団扇楓)の開花は、少なくとも2週間以上続くということになる。

順次開葉という植物用語がある。一斉開葉に対するもので、アカメガシワやシュロなど、だらだらと葉を開くことを言う。
となるとカエデは順次開花かと思ってネットで調べたが、そんな用語はないようだ。
カエデに限らず、先日のキュウリグサ(http://sizenkan.exblog.jp/15745640/)のように次々に花を開く植物は多い。
順次開花は受粉を確実にするために効果があると考えられるし、ここはひとつ “順次開花” という用語を認めていただきたい。


毛がなくなってこそ一人前

同じカエデで、4月半ばの若い果実。
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このときはまだ柔らかそうな毛がついている。
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4月末になると赤く成熟してきた果実もちらほら。
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中には毛がなくなって、いかにも完熟状態の果実もあった。

そういえば、リンゴやナシの果実も、若いころは毛に覆われるが、熟した時にはなくなっている。
この毛には何か意味があるのだろうか。虫除けか? あるいは未熟なうちに鳥に食べられないようにいやがらせをしているとか…
そういえば前述の展葉も毛深いが、これも虫除けかもしれない。

などと考えていると、頭上の葉裏に点々と虫がいるのを発見。
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この虫については次回…

2012年5月24日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2012-05-24 13:07 | 植物 | Comments(0)

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