自然観察大学ブログ

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「季節の生きもの観察手帖」がアマゾンで1位に!

このブログでたびたび紹介している、
「季節の生きもの観察手帖 -自然を楽しむ二十四節気・七十二候節気72候-」
(企画・編集/NPO法人自然観察大学)

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この本が、なんと Amazonのベストセラー1位 になった。

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小さくて画面では見えないと思うが、左上のオレンジ色の帯のところに「ベストセラー1位」という表示がある。
(カテゴリ:自然観察。4月26日現在)

「季節の生きもの観察手帖」が、編集委員、講師、NPO会員のみなさんの協力で完成したことは前回の記事で紹介させていただいた。
じつはそれだけでなく、販売にあたってもみなさんにご尽力いただいている。
 * 観察会、講習会などで紹介
 * 地元の公園のネイチャーセンターなどに紹介
 * 知人に紹介
 * Amazonカスタマーレビューに書き込み
などである。

ありがたいことである。NPO法人自然観察大学のために活動いただいているのだ。
それらの活動に加えて、出版社(全国農村教育協会)からは、今朝の朝日新聞(2017年4月26日付)に広告を掲載いただいた。
それらの総合した結果、「Amazonベストセラー1位」が実現した。
みなさんに感謝申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。

書籍のPRでは、「アマゾンで1位」というフレーズが目立つ。
聞くところでは、この1位の称号を得るために、自社で極秘に大量購入をする出版社もあるというが、
天地神明に誓って、自然観察大学も出版社も大量購入はしていない。
それだけ誇ってよい、ということなのだろう。

しかし、みなさんがこの手帖を積極的に紹介してくれるのは、なんといっても中身がすばらしいからであろう(手前味噌ですが…)。
より多くの人たちに利用してもらおうと、自信を持っていただいているのだ。

まだ「季節の生きもの観察手帖」を見てない方は、ぜひ以下の紹介記事をご覧いただきたい。

  自然観察大学HPでの紹介 ⇒ http://www.sizenkansatu.jp/pbl/index_tcho.html 
  自然観察大学ブログでの紹介 
  予告編(1) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23901157/ 
  予告編(2) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23999638/ 
  予告編(3) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/24015944/ 
  完成報告  ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/24042214/ 
  出版社HPでの紹介 ⇒ 
http://www.zennokyo.co.jp/book/npo/tcho_0.html 
  Amazonでの紹介 ⇒ 
https://www.amazon.co.jp/dp/4881371924 


2017年4月26日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-04-26 15:44 | その他 | Comments(0)

季節の生きもの観察手帖が完成

完成した「季節の生きもの観察手帖 -自然を楽しむ二十四節気・七十二候-」

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写真はいまいちだが、実物はなかなか好い感じ。

表紙カバーが2パターンある理由は、次の(3)を見ていただきたい。

※ 完成前の詳しい予告編。
(1) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23901157/ 
(2) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23999638/ 
(3) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/24015944/ 



完成した本を見ると、さすがに感慨深い。
本日(3月31日)のページを開いてみよう。

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2016年には、3/31に東京都で桜が満開であったことが記されている。(気象庁発表)
同じ3/31では、2013年にアケビの花が確認されている。(記録&写真は金林先生。下の※を参照)


この見開きページは、72候では「雷乃発声」(雷すなわち声を発す)。
春の訪れを告げる春雷が鳴り響くころ、とされている。
本文では、「雷乃発声」に相当する3/30~4/3の観察記録とミニ図鑑が掲載されているのだ。
この季節に観察できるものがひと目でわかる。


う~む。これはよくできている。(まったくの手前味噌ですが…)

あとは、自然観察を愛する方々、あるいはこれから自然観察をしてみたいという方々に、広く利用していただきたいというのが、制作にかかわった全員の願いであろう。


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これは表紙カバー裏。
本書の概要、おすすめポイントを記してある。

みなさんに本書を手にとっていただき、さらに活用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

利用者のみなさんの期待を裏切らない内容である、と自負している。

ただ、残念なことに書店店頭に並ぶのは4月後半になってしまうそうである。
早く手に入れたい方は、自然観察大学HPに注文書があるので、ぜひ。
予約割引の期限はまもなくすぎてしまうが、購入は可能だ。

※ 自然観察大学HPには、本書の詳しい内容が紹介されています。
 ⇒ 
http://sizenkansatu.jp/pbl/index_tcho.html 


※ 金林先生は2017年度から大学の講師。プロフィールはこちら
⇒ 
http://www.sizenkansatu.jp/index_6.html (現在誤植あり。ご容赦)



余談ですが…


これは巻末にある自然観察大学の紹介ページ。

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定例観察会のフィールドも絵地図で紹介されている。


さて、
NPO法人自然観察大学で企画を立ち上げて以来、完成までの経過は次のようなものであった。
「季節の生きもの観察手帖」の作成を、NPO法人自然観察大学の総会で決定。当初はタイトルを「自然観察手帖」(仮称)としていた。
「季節の生きもの観察手帖編集委員会」が発足。8人のメンバーの分担など詳細は後述。
委員会で、本書のコンセプトを固め、試作紙面などを作成。検討を繰り返し、概要を決定。
・内容は身近な生物季節に関して、各分野の幅広い情報を掲載すること。
・愛好家はもちろん、これから観察をはじめようとする人たちの手引きを目指す。
以上のような骨格のほか、判型・仕様を決定した。
NPO法人自然観察大学の会員のみなさんから、情報提供をいただく。気象、草、木、鳥、哺乳類、両生類、爬虫類、昆虫、クモなど昆虫以外の虫、菌類(きのこ)、その他の生物、以上の分野に分けた。
お寄せいただいた膨大な情報の中から、編集委員会により、どの情報を掲載するか選出。掲載の可否だけでなく、例えばウメの開花だけで異なる地域、年次の合計20件余の情報があった。これを、担当委員によって最もふさわしい1件に絞る。
決定した項目により、会員のみなさんから写真を提供いただく。膨大な写真の中から、掲載すべき1,2点に絞った。
各分野で整理された情報を、日付順に並べ替える。これによって情報の多寡があり、追加や削除を行う。
③~⑥に並行して、委員会では二十四節気の「おすすめ観察テーマ」を選び、各専門分野の講師に執筆いただいた。
節気・候の解説を並行して執筆。積極的に代表的な俳句を掲載することになった。
準備ができた文字原稿、写真をもとに、デザイナーが紙面をつくる。
できあがった紙面をチェックし、調整、修正をする。
印刷・製本。


以上、長々と申し訳ないが、これでもずいぶんと端折っている。


季節の生きもの観察手帖編集委員会のメンバーは次のとおり。
唐沢孝一:学長 … 編集委員長。担当分野は鳥、動物全般(ただし昆虫を除く)、節気と候の解説。
川名 興:講師 … 担当分野は植物、節気と候の解説
田仲義弘:講師 … 担当分野は昆虫
山﨑秀雄:講師 … 担当分野は昆虫
石井秀夫:会員 … 野鳥を中心に幅広い分野に興味を持つ。鋭い視点でチェック能力に優れる。
佐々木稔:会員 … 植物を中心に幅広い分野に興味を持つ。広い人脈で情報収集に威力を発揮。
荻原健二:会員 … 昆虫を中心に幅広い活動をしている。昆虫シーズン中は超多忙。
大野 透:会員 … 本書では編集実務を担当。自然観察大学事務局も務める。



さらに余談ですが…


講師陣だけでは、偏った視点になる恐れがある(!)ため、一般会員からも編集委員会に参加いただいた。
これはたいへんに有効で、貴重なご意見、ご指摘が多数いただいた。
また、より初級者目線の意見を求め、編集委員のご家族や周辺の方々にお世話になったようだ。
もう一つ、忘れてならないのがデザイナーである。デザイナーの力はたいしたものである。
ご協力いただいたみなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

2017年3月31日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-03-31 20:02 | その他 | Comments(2)

季節の生きもの観察手帖がまもなく完成 (3)

まもなく完成する「季節の生きもの観察手帖」の予告編その3。

※ これまでの予告編は次で見られます。
(1) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23901157/ 
(2) ⇒ 
http://sizenkan.exblog.jp/23999638/ 


今回はサイドストーリーというか、ちょっと横にそれた話をさせていただく。
(隠された真実とも言う)


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これはダミー。
もう上がったように見えるが、まだ印刷が終わった状態の “刷り出し” というもので、そのカバーを巻き付けている。

いまは本文もすべて印刷を終了したところで、このあと断裁して綴じるという「製本」の作業がある。


上の写真は束見本(つかみほん)という製本の見本に、表紙カバーをかけたものだ。


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中身はこの通り、真っ白なのである。



① 表紙カバーはリバーシブル


上の画像の表紙カバーも自信作で、シックでありながらも、書店の店頭などでシッカリと主張するデザインだと思う。
しかし、購入後、日々この本を利用するとなると、落ち着いたものが望ましい、という方も多いのではないかと考えた。
そこで、カバーをリバーシブルにした。


リバーシブルの反対面はこれ。

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右上に小さく白丸でタイトルが入る。
画面では薄黄緑色のベタに見えるかもしれないが、微妙な市松模様があって、上品さが漂う。
表紙カバーのこの面であれば、だれもが意識することなく持ち歩くことができると考えたのだ。



② 大きく開く広開本


2枚目の「中身が白い」という写真を見ていただくと、大きく開いて平らになっていることが分かる。
普通の本ではこうはいかない。
“大きく開いて、そのまま置ける” ことは、唐沢孝一編集委員長(自然観察大学学長が兼任)のこだわりであった。

その秘密は背にある。

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背表紙が、本体と離れている。これを「広開本」という。
分厚い事典などと、基本的には同じ形だ。


これによって、大きく開くことができて、しかもそのまま置くことができる。
本文の紙は糊でついているだけなのだが、この糊がすぐれもので、どんなに強く飛来でもはがれることはない。技術の進歩である。
(本書を手に入れた方は、恐れずにガバッと開いてください)


従来の普通の本はこうなる。

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厚い背表紙に糊付けされているために、ページを開いたまま机上に置くことは難しい。
(ちなみにこの本は、唐沢学長の「校庭の野鳥」)



③ 自分の観察を書き込める


これは表紙カバーの下のほうに書いているその言葉のままである。
「読者(利用者)のみなさんには、自分の観察を書き込んで記録していただきたい」というのが、本書に込められた願いである。
書き込むためには、机上で開いて書き込みやすいのがよい。
唐沢編集委員長が “広開本” にこだわった理由はここにあった。


これは前述の “刷り出し”

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3/19の項を拡大してみよう。
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この前の日曜日に、千葉県柏市の柏の葉公園で観察したことが書き込まれている。
日付だけで曜日が無いため、何年でも続けて利用できるのが、この本の利点である。
そのために、極力空白スペースを用意している。掲載したい情報がたくさんあるのに、あえて我慢したのである。(ホント)


カレンダーとしての機能はないのだが、“しがらみから解放されて、自然観察を楽しもう” というのがこの本の主張なので、それでよいのだ。


ところで、上の書き込みは不肖事務局Oによる。
下手な字で申し訳ない。
本書は、とても書きやすい紙を採用しているが、文字が綺麗になるわけではない。


右ページの書き込みはこれ。

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トサミズキとヒュウガミズキの写真を貼り付け、見分けるポイントを書き込んでいる。


生物季節は年ごとに、あるいは地域や環境などによって異なるものであり、それを記録していただきたい、というのが、本書に込められた願いなのである。


自然観察を愛するみなさんには、ぜひご利用いただきたい。


※ 自然観察大学HPには、本書の詳しい内容が紹介されています。
 ⇒ 
http://sizenkansatu.jp/pbl/index_tcho.html
 


2017年3月24日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-03-24 20:42 | その他 | Comments(0)

季節の生きもの観察手帖がまもなく完成(2)

まもなく完成する「季節の生きもの観察手帖」の予告編その2。
具体的な内容を紹介させていただく。
この手帖の中核となるのは「季節のおすすめ観察テーマ」「日々の観察記録とミニ図鑑」。
この2つの柱を紹介しよう。

※ 予告編(1)は次で見られます。 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/23901157/


● 季節のおすすめ観察テーマ

二十四節気は、立春や春分、夏至や冬至、大寒など、なじみのあるものだ。
およそ半月(15日)単位の、季節を現す用語として、天気予報などでも頻繁に使用される。
本書では、各節気の解説とともに、代表的な俳句を紹介し、「季節のおすすめ観察テーマ」を掲載している。
例えば春分はこれ。

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この季節に野外で目立つものに、ヒメオドリコソウがある。
ヒメオドリコソウは外来の雑草だが、花を拡大してみるとなかなか美しい。
そしてその名前のもとになったオドリコソウと比較してこれらの特徴を記してある。

「季節のおすすめ観察テーマ」は、自然観察大学講師陣による執筆で、各分野の専門家が、興味深いテーマを詳しく、かつ分かりやすく記している。
ここで二十四節気分の「おすすめ観察テーマ」を列記させていただく。


立 春 : 鳥たちの恋の季節-ヒバリのさえずり-
雨 水 : つくしとスギナ
啓 蟄 : モンシロチョウの羽化
春 分 : オドリコソウとヒメオドリコソウ
清 明 : カラスノエンドウとアブラムシとテントウムシ
穀 雨 : 春の妖精、ヒメギフチョウの季節


立 夏 : クモの合戦
小 満 : ツバメの子育て
芒 種 : ホタルの話
夏 至 : エノコログサ
小 暑 : セミの羽化と産卵
大 暑 : トンボは眼の付き方が目の付けどころ


立 秋 : つる植物を観よう
処 暑 : 秋に鳴く虫
白 露 : モズの高鳴き
秋 分 : 不思議にみちたヒガンバナ
寒 露 : ジョロウグモの網の観察
霜 降 : セイタカアワダチソウ


立 冬 : ツバキ・サザンカの花と鳥や虫との関係
小 雪 : ムササビの観察
大 雪 : 春を待てない雑草
冬 至 : 昆虫の越冬を観よう
小 寒 : 春の七草
大 寒 : ニホンアカガエル、産卵のはじまり


● 日々の観察記録とミニ図鑑

七十二候のページがもう一つの柱だ。
およそ5日単位の候を見開きとし、日々の観察記録と、そのミニ図鑑を掲載している。

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左ページは “このころに○○が観察できますよ” という記録である。
NPO法人自然観察大学の会員のみなさんから寄せていただいた膨大なデータの中から、専門家である編集委員によって厳選された、おすすめの対象の、観察に適した日付のものである。

右ページのミニ図鑑では、慣れない人、あるいは得意分野以外の生物についてすぐにわかるように、写真を掲載し、ワンポイント解説も記している。
「タビラコってどんな植物?」「イワツバメはツバメに似てるの?」といったような疑問にこたえるものだ。


さらに、自然観察のトップシーズン、例えばゴールデンウイーク以降などでは、2日あるいは3日単位の見開きとして、たくさんの情報を掲載している。


七十二候のページでもう一つ注目したいのは、上の欄の候の解説である。
二十四節気が季節を現す観念的なものであるのに対し、七十二候節気はより具体的に季節を表している。
もともと自然観察から生まれた七十二候は、日々の観察にうってつけのはずである。



ここからは、いささか余談になりますが…

候は漢語であり、残念ながらそのままでは現代には通用しない。
ふつうはこれを暦の専門家などが、つぎのように文字の意味を読み解いている。

 桐始結花 : きりはじめてはなをむすぶ … およそ7月23~27日
 
ここで賢明なみなさんはおかしなことに気づいただろう。
桐の花は春に咲くものだが、7月下旬に花を結ぶとはどういうことか?
ほかでは“花”を“実”に置き換えるという解釈をしているが、本書では “キリはアオギリを指すという説もある” と記してある。生物の専門家ならではの解説である。

このような、自然観察大学ならではの解釈は、次の候にもある。
 綿 柎 開 : わたのはなしべひらく … およそ8月23~27日
       (注)柎 = はなしべ(木ヘンに付)
 麋 角 解 : しかのつのおつる … およそ12月26~30日
       (注)麋 = しか(鹿の下に米)
さて、正解は本書でどうぞ…

※ 自然観察大学HPには、本書の詳しい内容が紹介されています。
 ⇒ 
http://sizenkansatu.jp/pbl/index_tcho.html 

2017年3月21日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-03-21 20:35 | その他 | Comments(0)

季節の生きもの観察手帖がまもなく完成(1)

自然観察大学の本がまもなく完成する。
NPO法人自然観察大学の企画・編集の初めての出版だ。

タイトルは表記のとおり「季節の生きもの観察手帖」。

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これがカバーデザイン。
まだ校正段階だが、内緒で公開(?)させていただく。
関係者の間ではなかなか好評だ。

右上の枠内「自然を楽しむ…」がサブタイトルで、正式なタイトルは次のようになる。

季節の生きもの観察手帖
自然を楽しむ二十四節気・七十二候

この本はNPO法人自然観察大学が総力をあげたもので、8人の“季節の生きもの観察手帖編集委員”(委員長は唐沢学長)を中心に、講師陣を含むNPO会員が一丸となって進めてきた。
草、木、鳥、虫、菌類など、自然・生き物をまるごと観察しようという、自然観察大学ならではの内容である。

全容については、目次を見ていただくのがよいと思う。(画像のクリックで拡大表示)

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二十四節気・七十二候をもとに、季節ごとに日々の自然観察を楽しむためのガイドブックである。
(一部の文字が化けているが、校正なのでご容赦いただきたい)


カバーの折り返しはこんな感じ。

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自然観察大学の願いを込めた本だ。

予定では4月半ばころの発行。
待ち遠しいです。

※ 自然観察大学HPには、本書の詳しい内容を紹介しています。
 ⇒ http://sizenkansatu.jp/pbl/index_tcho.html 

このブログの関連記事
 予告編(2) ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/23999638/ 
 予告編(3) ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/24015944/ 
 完成報告  ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/24042214/ 


2017年3月3日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-03-03 13:33 | その他 | Comments(0)

タイワンリスの話

正月の3日に鎌倉でタイワンリスを見た。

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しっぽが切れているようだが、タイワンリス(クリハラリス)で間違いないだろう。

庭木の枝から枝へ、樹上を身軽に移動する。
まるで飛ぶような動きで、ムササビなどと同じグループであることが納得できた。

鎌倉では、タイワンリスが増えているようだ。
菜園の作物(さくもつ)や、庭先の果樹を食べたり、庭木に傷をつけるという。
鎌倉市では捕獲機の貸出などを行い、駆除に苦心しているらしい。

私が見た人家の果樹(ミカン類)では、一つずつ丁寧にネットが掛けられていたのだが、掛け忘れた果実は無残に齧られていた。

タイワンリスは、動物園で飼育していたものが逃げ出して増えているという。
特定外来生物だそうだが、タイワンリスには罪はない。

2017年1月15日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2017-01-15 13:02 | その他 | Comments(0)

山﨑先生がラジオに出演

自然観察講師、われらの“昆虫博士”山﨑秀雄先生が、8月13日にラジオに出演した。
ラジオ日本の「峰竜太のミネスタ」という番組だ。

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写真は終了後に番組スタッフの方からお送りいただいた写真。
ラジオ日本というのは首都圏のローカル局である。
番組を聴取できなかった方は、次からダウンロードしてお聞きいただける。
http://2.gigafile.nu/hb33461a868644821c8cbc3a77c184645-0820
(ダウンロードできるのは、数日間だけだと思われます)

生放送ということで、山﨑先生は緊張したそうだが、なかなかどうして、落ち着いて堂々と話しておられた。
峰さんの人柄か、それともスタッフのみなさんのフレンドリーな雰囲気のおかげだろうか。

残念だったのは、昆虫のすごさ、昆虫観察の面白さ、ついでに「昆虫博士入門」のすごさに関しての話が聞けなかったことだ。
山﨑先生は、話したいことを書き出して周到に準備されていたのだが、そんなシナリオはどこへやら…
まぁ、仕方がないだろう。自然観察大学の講演などとちがって聴取者は一般の方々なのだから、突っ込んだ話を押し付けるわけにもいくまい。

今回の山﨑先生は、7月に出演した“雑草博士”岩瀬徹先生の放送が好評だった由で、引き続いてお声がかかった。
また機会があれば、自然観察大学講師にご出演いただき、自然観察の面白さを広めていただきたいものだ。

2015年8月17日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2015-08-17 11:54 | その他 | Comments(0)

「石ころ博士入門」ができた!

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本の話が続いて恐縮だが、またまた良い本ができたのでお許しいただきたい。
観察と発見シリーズの合い言葉である〝形とくらし〟〝形と成り立ち〟に置き換えた、画期的な石ころ観察の本である。
今度の帯は紫色。
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新キャラクター〝石ころくん〟も登場している。

詳しい内容や紙面の見本は、出版社のHPでご覧いただきたい。
 ⇒ http://www.zennokyo.co.jp/book/hakase/Dr_s.html 

石ころは、そのできかたで組成が変わり、それによって類型がなされる由である。
石ころの分類で正確を期すには、薄片をつくって偏光顕微鏡で見る必要があるそうだが、著者らは採集してはそれを繰りかえすという。
気の遠くなるような仕事をされているのだが、この本ではそれが効果的に紹介されている。
(そもそも、石ころを薄片にするって、どうやるのだろうか?)

ちなみに、表紙にも使用されている桜島の写真を撮るにあたっては、夜通しシャッターチャンスをうかがい、何日も粘ったのだとか… 

一見すると子供向けのようにも見えるが、本格的で充実した内容なのは、このシリーズに共通した特徴である。
著者および制作スタッフの、労力を惜しまない、ていねいな仕事が、紙面の随所に表れている。

石ころは、雑草以上に身近な存在かもしれない。
身近にころがっている石ころだが、それができるまでの過程では造山運動など地球規模のストーリーがある。
石ころの成り立ちには壮大なロマンがあるのだ。

自然観察大学がそうであるように、自然観察の対象はつい生き物中心になりがちだが、「石ころ博士入門」によって、また新たな視点が開かれることだろう。


極秘情報
著者のおひとりである高橋直樹先生に、自然観察大学での室内講習会をお引き受けいただいた。
まずは講習会で総括的なことを話していただき、次に野外観察を実現したい。
ご期待いただきたい。

2015年5月20日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2015-05-20 19:21 | その他 | Comments(0)

御嶽の噴火から一か月

御嶽山の噴火から、一か月あまりが過ぎた。

噴火の映像には驚いた。
昔と違って誰もがすぐに動画を撮れる状態にある。日が経つにつれて多数のなまなましい動画が報道され、その場の状況が詳しく伝えられる。
自然の恐ろしさ、自然のエネルギーの途方もない大きさを、改めて思い知らされた。

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写真は噴火前の御嶽山である。
今年8月はじめに木曽駒ケ岳から撮った写真だ。
御嶽と木曽駒は隣同士の位置関係にあり、豊かな山容がうかがえる。

火山だけでなく、今年は台風、大雨、洪水、土石流、竜巻と、次々に自然の脅威にさらされた。
これだけ度重なると、自然に対して謙虚になってきたのだろう。各方面で安全重視の判断になっているようだ。のどもと過ぎれば… というが、今年は熱さを忘れることができない。

原発事故に関して、忘れかけている人もいるようである。要注意。

2014年11月3日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2014-11-03 18:12 | その他 | Comments(0)

『図鑑大好き!』で見た驚きの昆虫図鑑

千葉県立中央博物館の企画展『図鑑大好き』に行ってきた。
ダーウィンのフジツボ図鑑や、手塚治虫の手作り昆虫図鑑ではじまり、フィールド図鑑の草分け・野鳥観察の「ピーターソン図鑑」、鱗翅目の鱗粉を転写したすごい図鑑もあった。完全アナログのコンピュータ植物図鑑(なんのこっちゃ?)なんていうのもあった。
もちろん歴史的なものだけでなく、実用的な図鑑やその制作裏話も紹介され、充実した楽しいものだった。

私がいちばん驚いたのはこれ。
画像を公開してよいものかどうか悩んだが、少しくらいはよいだろう。展示内容そのもではないし…

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漢字で書くと岡崎常太郎の「天然色写真 昆虫700種」という1930年発行の図鑑である。
これは本扉のページだが、すべてカタカナで記されている。
ここだけでなく、全編がカタカナ。なんという本だ !
ページをめくると、巻頭には 『ユケ カナモジ!』 というのが記されている。書き出しは次のとおり。

オー,アイスルカナモジヨ.ジブンワ イマ ナンジオ ヨノナカエ オクリダス.イヤ,ヨノナカエ ホーリコムノダ.

以下、この項は2ページにわたって続く。
『ハシガキ』という前書きがそのあとに1ページだけあって、そのあとまた 『コノ ホンニ カナモジオ モチイタ コトニ ツイテ』という項目がある。いわゆる凡例であるが、チョクシルイ(直翅類)をスグハネルイ、ハンシルイ(半翅類)をクダクチルイとしたなどということが記されている。(す、すごい…)

「昆虫博士入門」の前書きで「原色千種昆虫図譜」とともに紹介されているので名前は知っていたのだが、実物ははじめて見た。内容は立派な原色図鑑だが、まさかすべてカタカナで表記されているとは驚いた。
筆者によると、カナ文字は読み方で悩むこともなく世界に誇るべき優れた日本の文字である、という。たしかにその通りかもしれないが、読んで理解するにはかなり苦労する。慣れの問題もあるかもしれないが、それだけではなかろう。


あとで知ったことだが、著者の岡崎常太郎氏はカナモジ論者だそうである。(つい最近まで財団法人カナモジカイというのがあったらしい)
出版社の松邑三松堂は、全編カナモジの昆虫図鑑には抵抗はなかったのだろうか。
巻末の出版社の広告ページに、同じ岡崎常太郎著の「通俗蝶類図説」「通俗直翅類図説」「通俗脈翅類図説」の3巻が紹介されていたところを見ると、両者が納得しての発行なのだろう。ちなみにこの広告ページのみ漢字表記だった。



自然観察大学が活躍!

ところで、この企画展ではわれらが自然観察大学の先生方の活躍が目立った。
やや手前みそだが、紹介させていただく。

まず昆虫図鑑コーナーの展示。

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魅力的な図鑑たちにまじって、紫と黄色の「校庭の昆虫」が目立つ。
これは自然観察大学講師の鈴木信夫先生、田仲義弘先生の著書だ。
うーむ。山﨑秀雄先生の「昆虫博士入門」がもっと早くできていれば…


次は植物図鑑の展示。

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村田威夫先生の「シダ植物」が一番良いところにある。

右端には、「カビ図鑑」もある。
著者の細矢剛先生、伊沢正名先生には講習会で講演いただいた。


しかし、植物図鑑コーナーに肝心の図鑑がない。
ちょっとがっかりしていると、最後のコーナーにあった。

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岩瀬名誉学長の「形とくらしの雑草図鑑」と、川名興先生、飯島和子先生と3人で共著の「校庭の雑草」である。
いちばんよい場所に展示されている!
なんとありがたい。

個人的にとくにうれしかったのは、「校庭の雑草」の紹介である。原文のまま引用させていただこう。

校庭に生える雑草に絞った図鑑。付属のCDに花、芽生え、果実なども掲載されている。季節別の花の一覧表などもあるので、オマケかなと侮らずにCDを見なければいけない。

と記されていた。
CDは、デジタルの苦手な著者のかわりに、私が主体的に制作させていただいたものだ。うれしさのあまり涙がこみ上げた。
(出版社のHPにCD-ROMの体験版があるのでぜひ  ) 

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展示では、子供たちの自作の図鑑が多数紹介されていた。
夏休みの自由研究ネタにおすすめである。今ごろ遅いかもしれないが、ぜひ足を運んでいただきたい『図鑑大好き!』であった。
(10月13日まで)  http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=842 


2014年9月4日、報告:自然観察大学 事務局O


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by sizenkansatu | 2014-09-04 12:48 | その他 | Comments(0)

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