自然観察大学ブログ

2017年 01月 06日 ( 1 )




タカサゴユリの果実の巧妙なつくり

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年早々から季節外れの話で恐縮だが、晩秋に目立つタカサゴユリの果実の話。

d0163696_12575296.jpg
つんと立った茎の先の果実が開きかけている。
この中に多数の種子があって、風で散る。

タカサゴユリは「新版 形とくらしの雑草図鑑」で紹介されている。

d0163696_12580229.jpg
夏になると急に茎を伸ばして花をつけ、高速道路の法面などで目立つ。

「高砂」とはおめでたい名前だが、名前の由来は台湾から入った帰化植物、ということらしい。

話をもとに戻そう。
タカサゴユリの果実の裂け目に注目。

d0163696_12581069.jpg
果皮が3つに割れ、果皮どうしは網目状の繊維でつながっている。
d0163696_12584003.jpg
網の目から吹き込んだ風に吹き上げられて、翼のある種子が舞うのだろう。
風の強いときだけ種子が出て、遠くへ飛ぶ…
もしもこの網がなければ、種子は裂開した果実からこぼれ落ちるだけだろう。
う~む。うまくできている。

ところで、
タカサゴユリに似たものにシンテッポウユリというのがある。
かなりややこしいようで、次に詳しく掲載されているが、結論は出ていないようだ。
全農教 日本帰化植物友の会通信 NO.5  

2017年1月6日、報告:自然観察大学 事務局O


[PR]



by sizenkansatu | 2017-01-06 13:06 | 植物 | Comments(0)

植物、虫、鳥など自然を楽しむ  ★写真の無断転載はお断りいたします★
by sizenkansatu
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新のコメント

> チョコさん コメン..
by sizenkansatu at 12:44
こんな感じの本が欲しかっ..
by チョコ at 14:10
鈴木裕子さん、コメントあ..
by sizenkansatu at 15:19
日経新聞で冬の雑草の記事..
by 鈴木裕子 at 19:35
アレチヌスビトハギ 最悪..
by EVIS at 15:16

検索

ブログジャンル