自然観察大学ブログ

ゴミグモ(セイタカアワダチソウの虫2015 その2)

ゴミグモの歩く姿を観ることに成功した。
d0163696_07215630.jpg
ちょっと不器用そう。

いつもはゴミの中に隠れて、じっと動かない。
d0163696_07221325.jpg
ゴミグモとはちょっと気の毒な名前だが、そのとおり、ゴミかクモか、みごとな擬態だ。

ちょっと失礼してゴミグモを突つくと、すぐに “ポイッ”と下草の上に落ちる。
それでも、ものの数分間待っていると、スルスルと戻って来て、所定のポジションに収まる。
落ちるときに糸を出しているので、それをたどってくるのだ。
一枚めの写真は、そうやって戻ってきたところを撮ったものなのであった。

上のゴミグモAに対し、近くにあった別のゴミグモBを観てみよう。
d0163696_07222535.jpg
垂直の円網の真ん中に、自分の食べかすを集めて棒状にしている。
6月のこの時期、棒の下半分は卵嚢のようだが、この卵嚢もゴミと区別がつかない。
この場所は好い環境のようで、なかなか立派なゴミ屋敷だ。

※ 前回と同じ、6月のセイタカアワダチソウ群落の観察の続きです。あいかわらず旧い話ですみません。

上の写真ではどれがクモかわかりにくいので、少しアップにしてみた。
d0163696_07223997.jpg
ゴミグモBも、脚をきっちりと折りたたんで、マイポジションに収まっている。
歩く時の写真と比べると、たたまれた脚が頭胸部をおおい隠しているのが分かる。
この姿勢でいつまでも動かない。痺れたりはしないのだろうか。

失礼して、これも突ついてみた。
d0163696_07225747.jpg
消えた後のこの空間が、ゴミグモBの所定位置。
本人はどこへ行ったかというと…
d0163696_07231506.jpg
網の上方に登って、一人でゴミのフリ。
下に落ちないこともあるらしい。

待つほどもなく戻ってきた。
d0163696_07235959.jpg
ゴミグモBも不器用な歩き方だ。
d0163696_07242184.jpg
所定の席にまっしぐら…
d0163696_07243558.jpg
戻るとすぐに、そこにあった黒い塊を抱え込み、食べはじめた。
獲物のテントウムシを食べているところだったらしい。
こういう場合は落下せずに近場に退避するということなのだろうか。

d0163696_07244734.jpg
うーむ。見た目はやっぱりゴミ。
本人は行儀よく食事しているつもりなのだろうか…

2015年9月7日、報告:自然観察大学 事務局O


[PR]



by sizenkansatu | 2015-09-07 07:30 | 昆虫など | Comments(0)

植物、虫、鳥など自然を楽しむ  ★写真の無断転載はお断りいたします★
by sizenkansatu
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新のコメント

> チョコさん コメン..
by sizenkansatu at 12:44
こんな感じの本が欲しかっ..
by チョコ at 14:10
鈴木裕子さん、コメントあ..
by sizenkansatu at 15:19
日経新聞で冬の雑草の記事..
by 鈴木裕子 at 19:35
アレチヌスビトハギ 最悪..
by EVIS at 15:16

検索

タグ

ブログジャンル

画像一覧