自然観察大学ブログ

ツユクサ-5 二輪の花のこと

おととし以来のツユクサの観察である。
二輪の花をつけたツユクサを観た。
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ツユクサの花は一つずつ咲くのがふつうなのだが、ときどきこんなふうに二つ同時に開花するものに出会う。

もともとツユクサは貝殻のような苞の中に複数の花がある花序で、一日に一つずつ花を咲かせるとされている。

通常のツユクサの花序はこのようになっている。(苞をめくったところ)
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左に見える棒状のものが主軸で、ふつうこちらには花をつけない。
右の太い側枝には今咲いている花と、その下に見えるつぼみがある。さらにその下にごく小さなつぼみも見えるが、こちらはたぶん咲かずに終えると思われる。

詳しい花のつくりは一昨年(2012年)の記事をご覧いただきたい。
※「ツユクサ-1 花を観る」 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/16416456/

上の写真では、雌しべの柱頭に黄色い葯がついていて、受粉完了していることに注目。撮影は朝6時過ぎ。自家受粉(後述)か?

二輪の花をつけたツユクサに話をもどそう。
はじめの写真のツユクサの苞をめくってみた。
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予想どおり、主軸と側枝のそれぞれに花をつけている。
主軸も普通のツユクサよりも太くて立派な感じだ。

主軸の花(上の花)をよく観てみよう。
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雌しべがない。
主軸の花はふつう開かないが、開いたとしても雌しべがないのが普通なようだ。

側枝の花(下の花)のほうはどうか。
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くるりと巻いているのが雌しべ。
こちらはまっとうな両性花(雌しべも雄しべもある花)である。

以前も紹介したが、次のサイトでとても詳しい観察がなされている。ぜひご覧いただきたい。
※ 「なかなかの植物ルーム/ツユクサ」 ⇒ http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/tuyu-kusa-top.htm


もう少し続けて観察したが、以下続報へ

2014年8月20日、報告:自然観察大学 事務局O

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by sizenkansatu | 2014-08-20 21:41 | 植物 | Comments(0)

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