千葉ニュータウンでの観察-1 ノシメトンボのマジック
千葉県の北部に千葉ニュータウンというのがある。
地図で見ると印旛沼や手賀沼、利根川にかこまれ、いかにも豊かな土地。
現地に行くと、谷津のような地形が随所にあって、森と小川と田んぼ、その反対側は住宅地、といった環境で、多数のトンボが舞っていた。
ノシメトンボだ。
トンボは、飛び立ったあと、一回りして同じ枝に止まることが多い。
この習性を見越して、このところ凝っている顔を撮ろうと待ち構えた。
予想通り、何度も飛び立っては同じ枝に戻ってきてくれ、こちら向きに止まってくれた。
何かくわえている。
空中で捕まえた獲物だ。
これはチャンスと、連続して撮るつもりで構えると、むしゃむしゃと数回咀嚼して、あっという間に獲物は消えてしまった。
上の写真をトリミングして拡大してみよう。 獲物はオサゾウムシの一種らしい。
ノシメトンボにしては、けっこう大きな獲物だろう。
これをわずか数度の咀嚼で飲み込めるものだろうか。
まるでマジック!
そもそも、トンボは固形物を飲み込めるような構造をしているのか?
謎だ。
豊かな環境ではおもしろい観察ができる。
2013年7月24日、報告:自然観察大学 事務局O
地図で見ると印旛沼や手賀沼、利根川にかこまれ、いかにも豊かな土地。
現地に行くと、谷津のような地形が随所にあって、森と小川と田んぼ、その反対側は住宅地、といった環境で、多数のトンボが舞っていた。
トンボは、飛び立ったあと、一回りして同じ枝に止まることが多い。
この習性を見越して、このところ凝っている顔を撮ろうと待ち構えた。
予想通り、何度も飛び立っては同じ枝に戻ってきてくれ、こちら向きに止まってくれた。
空中で捕まえた獲物だ。
これはチャンスと、連続して撮るつもりで構えると、むしゃむしゃと数回咀嚼して、あっという間に獲物は消えてしまった。
上の写真をトリミングして拡大してみよう。
ノシメトンボにしては、けっこう大きな獲物だろう。
これをわずか数度の咀嚼で飲み込めるものだろうか。
まるでマジック!
そもそも、トンボは固形物を飲み込めるような構造をしているのか?
謎だ。
豊かな環境ではおもしろい観察ができる。
2013年7月24日、報告:自然観察大学 事務局O
by sizenkansatu
| 2013-07-24 12:57
| 昆虫など
|
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