自然観察大学ブログ

江戸川べりの観察-19 エノキワタアブラムシとテントウムシ

ふるい話で恐縮だが、6月上旬のこと。
エノキに、エノキワタアブラムシがいた。
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これは有翅虫で、もやもやした棉の中に虫の形がわかる。
棉は自身が分泌するワックスだ。
これさえなければ美形アブラムシなのに、惜しい。

参考 『テントウムシの共食い』

エノキワタアブラムシは、5月中旬ころから爆発的に増える。
風に乗って宙を舞い、時ならぬ雪のような情景となることがある。

上の有翅虫はまだよい方で…
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こちらはもう正体不明。

失礼して、棉を除けさせていただいた。
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無翅虫も、お肌にハリとツヤがあってなかなかGood。

このワックスは、捕食者から逃れるためなのかとも考えたが、そんなこともなさそうだ。
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ナミテントウの幼虫は、怪しいワックスなどものともしない。
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〝どうだ〟 と言わんばかりのポーズ。

エノキワタアブラムシはほとんどいなかったのだが、テントウムシに食われてしまったためだろうか。

ナミテントウの方はご盛況で、いろいろな場面が観察できた。
こちらは産卵中。
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どこにこんなに入っていたのかと思うくらい、次々に卵が出てくる。

近くでは孵化した幼虫がいた。
卵の大きさと比較して、もう2齢なのか?
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卵塊から離れないのは、緊急時に共食いできるように備えているのだとか…

こちらでは、卵が幼虫に食べられている。
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食べているのは、たぶん同じナミテントウの先輩幼虫だろう。

テントウムシの人生も、つらいものだ。

2013年7月17日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2013-07-17 12:59 | 昆虫など | Comments(0)

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