自然観察大学ブログ

ツユクサ-2 芽生え

ツユクサの芽生えは5月はじめの観察だったが、ここで報告させていただく。

d0163696_1325964.jpg
ツユクサの芽生えは特徴があるのでわかりやすい。
傾斜地の芽生えなので、すこしへんだがおゆるいしいただきたい。
ちょっと見にはどうということのない芽生えだが、実は地下部に驚きの事実がある。

d0163696_1331919.jpg上の芽生えを掘り出し、洗ったものがこれ。

画面右に役割を終えてしぼんだ種子が残っている。
この種子からどう芽生え、どのように成長してきたのか…

d0163696_1334782.jpg
拡大してもよくわからないのだが、種子から細い柄が出ていて、それが付く箇所の上下に葉鞘のような部分があってわずかに段差が付いているのがお分かりだろうか。
実はこの柄と葉鞘のような部分が “ツユクサの子葉” なのだそうだ。
驚きの子葉だ。

このことは、この春に開催された千葉県立中央博物館の『芽生え』展で知ったことだ。

※ 博物館の案内 ⇒ http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=233
企画展は2012年5月末日で終了していますが、7月20日現在でも上記サイトが見られます。この案内だけでも一見の価値ありです。


専門家とはいえ、これが子葉であるとはよくぞ解明したものだ。
実際の展示でも上の写真の状態の芽生えが紹介されていて、ツユクサの芽生えの時期を待って追体験したのだ。事前の基礎知識がなければこの子葉に気づくなんてことは、あり得なかっただろう。
ありがとうございました。

※ 当時、このブログでも「芽生え」展を紹介させていただきました。
『芽生えに注目!』    『「芽生え」展はパラダイス』 
 

ツユクサの発芽と子葉の状態を想像してみると…
①種子から子葉が出る(発芽したばかりの子葉はどんな形なのか?)
②子葉から本葉と根が出てくる(どんなふうに出るのか?)
③子葉が鞘状になる
④やがて成長し子葉は消える

といったことなのだろうか。
これを確認するには栽培する必要がありそうだ。また課題ができてしまった。

2012年7月20日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2012-07-20 13:28 | 植物 | Comments(0)

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