自然観察大学ブログ

「芽ばえ」展はパラダイス

S.N.壌です。「芽ばえ」展、行ってきました。
楽しかったですね~。
植物好きには、パラダイスな空間です!

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14:30からのミュージアムトークに合わせていったのですが、トークを聞いて、自分でゆっくり見るには、ちょっと時間が足らない感じです。「あっ」という間に時間が過ぎ、閉館の鐘に追い出されて(!?)しまったような気持ちになってしまいました。
展示室は、決して広くはないと思うのですが、博物館の皆さんはどのような魔法をかけられているのでしょうか? 全く、謎です。

さて、展示の内容ですが、基本は、芽ばえの標本(小さくてかわいい。でっかいのもある)と高精度のスキャン画像と写真で構成されています。
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それらたくさんの芽ばえが、双子葉、針葉樹、単子葉、果物、○○科といったように、分かりやすいテーマに分けられて展示されています。
解説は、芽ばえのユニークさが分かるように、シンプルに添えられており、メインは、あくまでも、その小さな“芽ばえ”たちの姿です。

私が面白かったのは、下から上までの丸ごとスキャン画像。種子(殻)も、しっかりくっ付いている状態の画像です。
地下部から地上部までの姿を見ていると、「種子から根がでて、双葉が出て、茎が伸びて…、イヤ、本葉が開くのが先かな?」と、あれこれ想像してしまいます。「あっちの植物ではこうみたいだから、この植物ではこうかな?」とパズルを解いているような面白さがあります。そして、その答えは…

この展示内にはありません。ガーン!!!
でも、それがこの展示のすばらしいところのような気がします。これだけの芽ばえのコレクションがあるのだから、担当された博物館の先生は、個々の芽ばえがどのように生長して、花が咲いて、実がなって、枯れてゆく、その姿までご存知だと思います。しかし、生態情報は展示せず、小さな“芽生え”に焦点を絞って紹介しています。
確かに、高精度なスキャン画像は見ているだけで楽しいのですが、見ているだけでは分からないことがある。見ている側は、ちょっとした欲求不満を感じ、なんとなく自分も観察してみたいなぁ、という気持ちにさせられて…
ねっ、すばらしい展示じゃないですか!

そういえば、一緒に行った友人が 「あの展示で何が一番言いたかったことだと思う?」 と質問してきました。 「えっ、あの 芽ばえのおしゃべりパネル じゃない?」 と私は返答したのですが、あらためて考えても、本当にその通りだと思います。
おしゃべりパネル(「芽生えの表情」パネル)は、ぜひ見てもらいたいパネルです。
皆さん、「芽ばえ」展に足を運び、ぜひ、味わって? ご鑑賞くださいね(笑)

千葉県立中央博物館 春の展示 「芽生え」 展の案内
http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=233


2012年4月17日、報告:自然観察大学 事務局S.N.
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by sizenkansatu | 2012-04-17 18:57 | 植物 | Comments(1)
Commented by ミルフイユ at 2012-04-21 23:33 x
ご紹介ありがとうございます-!いいなあ、行きたいなあ。実家からだったら自転車でも行けるのにー。

この時季は農業をしていると忙しくなってきて、群馬を離れられません。
たまにはこちらにない春の帰化植物の花も見たいなあ。

いいもん、畑でも山でも実際の色々な芽生えが見られるもん。(負け惜しみ)
畑での雑草の芽生えは、キャーやめてーこんなに生えないでー!って感じの時もありますけど。

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