自然観察大学ブログ

紀州の話-2

熊野古道の植物

熊野古道では、さぞかしたくさんの生物との出会いあるはずと期待していたのだが、残念なものだった。
古道の周囲は広大な山林で、管理の行き届いたスギ林だから、生物多様性の点ではあまりよい環境ではないのかもしれない。シダ類が繁茂しているのだが、それも多様な印象はない。

それに比べて、時々差し掛かる集落では、農作物や帰化植物、園芸植物によってさまざまに彩られ、多様な生物がくらしている。
今回、軽薄な旅行者としてつまみ食いのように中辺路を10kmほど歩いただけなので、あくまでその範囲の感想ではあるが…

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ベニバナボロギク。
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頭花が下向きになる特徴的な花序。
キク科の帰化雑草とされているが、ここではたいせつにされているらしい。
きれいに草刈りされた古道沿いで、ベニバナボロギクだけを刈り残しているようなのだ。
頭が低く、礼儀正しく信心深い植物と思われているのだろうか。

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ナツズイセン。
ヒガンバナ科で、同じように花の時期に葉はない。園芸用にも栽培され、リコリスという名前でいろんな品種があるらしい。

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老夫婦が熊野名物のカラスと一緒に我々を歓迎してくれた。
この老夫婦はシシオドシのように水力で挨拶してくれる。

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コニシキソウかと思ったが、葉の斑紋がない。
さすが古の道、在来種のニシキソウががんばっているのかと思ったのだが…
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茎の毛が多いので、どうやら帰化雑草のアレチニシキソウのようだ。
アレチニシキソウらしき雑草は随所で観察できた。

2011年8月16日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2011-08-16 12:55 | 植物 | Comments(0)

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