自然観察大学ブログ

植物の雌と雄を観る-1

キキョウ

関東地方が梅雨明けになった7月9日、10日。
少しでも涼しいところを探して水辺に近づいた。江戸川沿いにある “小岩菖蒲園” だ。

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おなじみのキキョウ。
強烈な暑さの中で、涼しげな色を見せてくれている。

花を一つずつ観てみよう。
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中心に観える粉は花粉。
雄しべが包み込んだ中心に雌しべがある。

次はもう少し生育時期の進んだ花。
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雄しべはしおれたが、中心の雌しべは元気。
まだ固く閉じている。

次はさらに成熟した花。
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雌しべはやっと柱頭(ちゅうとう)を開いた。

キキョウは “雄”⇒“雌” と時期をずらして成熟させている。
雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)と言って、同一の花での自家受粉を避けるためのうまい仕組みだ。
植物には雌雄同体の両性花(りょうせいか)が多いが、それぞれいろいろな工夫をしている。

(植物の雌と雄を観る-2 につづく)

2011年7月14日、報告:自然観察大学 事務局O
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by sizenkansatu | 2011-07-14 19:24 | 植物 | Comments(0)

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