自然観察大学ブログ

境内の昆虫たち –滋賀その3-

琵琶湖の東で湖東三山といわれる名刹。到着草々上空をタマムシが飛んでいる。どこかに止まるのを待とうと目で追うが、そのまま飛び去ってしまった。残念ではあったがこれからの観察に期待が持てる。

参道の敷石の間隙にセミが作ったと思われる穴が多数見られた。中のひとつになんと幼虫がいた。動かずにじっとこちらを見ている。
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昼前だというのにこの幼虫は何をしようとしているのだろうか。参道の真ん中だから人通りは多いはずである。顔を出したらまだ朝で、途方にくれてしまったのだろうか。
(そういえば地中の幼虫は昼夜をどうやって知るのだろう)
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境内の別の場所で発見したセミの羽化。薄暗い境内では昼間から羽化するようだ。まわりで聞こえる“ワシワシ”という鳴き声からするとこのセミはクマゼミだろうか。
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池の傍で発見したオオゴキブリ。じっと動かずにいる。撮影中にほかの観光客が“何をしてるんですか”“カブトムシですか”などと近づいてきたが、ゴキブリだと言うとみな無言で立ち去った。森林などで朽木を食べて生活し家屋に入ることはないとされている。堂々とした風格はカブトムシと見まがうほどだ。

日吉大社では、境内の建物ごとに水路をめぐらしてある。流れに沿って、オニヤンマを発見した。同じ場所を何度も行き来する独特の飛びかただ。チョンチョンと腹端を水面に突き刺すようにしているのは産卵だろう。何頭ものオニヤンマがそこかしこで産卵していた。
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コンパクトカメラなので、動きのある撮影には弱い。ご容赦いただきたい。
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こんなところで産卵してヤゴは餌を確保できるのか、心配したが建物の壁面で羽化殻を発見した。やはりここで生活しているのだ。

※ 写真をダブルクリックすると大きな写真が見られます。とくにオオゴキブリはおすすめ!

【余談】
ブログでは、自動的にどこかの会社の広告が入る。広告は文中のキーワードを拾って、関係する分野のものが自動で入るらしい。写真の話ではちゃんとカメラメーカーのものが入るので感心してみていた。
ところが、前々回のバイカモとオハツキイチョウではなぜか “がん保険” の広告が入っていた。不思議だったがあるときひらめいた。【イチョウ】→【胃腸】→【がん保険】というつながりのようだ。今後は広告に注目しよう。
(広告は時々変わるようです)

8月17日、報告:事務局O
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by sizenkansatu | 2010-08-17 18:41 | 昆虫など | Comments(1)
Commented by りりねこ at 2010-08-20 16:41 x
まだ土をかぶって、外界に出るのをためらってるみたいな、セミの子ども、くるんとしてかわいいですね!
はじめての太陽の光を、どんな風に感じるのでしょう。樹に登って今は無事に成虫になったかな。
今年は私の近辺では、セミの声がいつもの夏より少なく感じます。

オオゴキブリ!
オススメなのでダブルクリックしてみました。ちょっと勇気が要りました。見た目の質感は高級な革靴みたい!?
りりねこは、社会性が全く身についていなかった幼児の頃、ゴキブリを殺すオトナたちに、泣いて抗議してたそうなのですが、
殺さなくてはならない忌むべき恐怖の存在になった時期を経て、
いまではなんの躊躇もなく太刀打ちできるようになりました。

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