自然観察大学ブログ

漆掻きを体験

9月なかばに、自然観察大学講師の川名先生とともに、茨城県大子町の漆生産の現場を見てきた。
自然観察とは話がそれるが、ご容赦いただきたい。
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これが漆畑。ウルシが等間隔で植えられている。
樹幹に付けられた黒い傷が“漆掻き”の溝で、これを“辺”という。
下枝が落とされて真っ直ぐになっているのは、多数の辺をつけて効率よく漆を採取するためだ。

畑は山深い中にあって、イノシシも普通に生活しているようなところだ。
放っておくとすぐに、奥に見える藪のようになってしまう由。
管理はたいへんなことと想像できる。

漆には強いアレルギーの人が多く、人家の近くに畑を作ると問題になるらしい。山深いところに畑を作るのは、そのことと関係があるのかもしれない。

案内いただいた漆掻き職人のO.K.さんに話を伺った。
同じウルシの木では4日ごとに辺をつけ漆液を収穫するそうである。
辺の深さ、位置ぎめなど木の生理・生態を知り尽くし、効率よく採取していることが分かった。
(詳しくは別の機会に紹介します)

さて、私も漆掻きを経験させていただいた。
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これが私の掻いた“辺”である。
“掻き鎌”という独特の形状をした鋭利な刃物で掘ると、見る間に漆液がにじみ出してくる。
これが本物の樹脂である。

本来は溢れる前にへらで掻き集めるのだが、このときは撮影用に溢れさせてしまった。
貴重な漆液なのに、申し訳ないことである。

漆掻きの道具も紹介しよう。
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手前から
・漆液を採る“掻きべら”
・樹皮に溝を掘るU字型の刃の“掻き鎌”
・へらで採った漆液を集める“漆桶”(ホオノキの樹皮を丸めて作る)

昭和の末期にはこの大子町で年間1トンを生産していたものが、現在ではわずかに200キロほどになってしまったそうだ。少しさかのぼって昭和30年代には2トンだったというのだから、短期間に激減している。安価な海外産の輸入漆液におされているためだ。

海外では天然ゴムのように受け皿を設置しておいて漆液を集めるという。その理由もあってか、海外産は不純物が混じるなどで、収穫した漆液の品質に大きな違いが出るらしい。
大子の漆は、透明度と光沢で作家の方々の間でも高い評価を得ておられるそうだ。

日本の漆は12000年前(1200年前ではない!)から利用されていることが分かっているらしい。なんと縄文時代である。絶やさずに受け継いでいただきたいものだ。


余談ですが…

じつは川名先生は見かけによらず(失礼!)漆に強いアレルギーがあって、畑ではヤッケに眼鏡・手袋・マスクと完全防備であった。そのおかげでなんとか無事に取材を遂行できた。
一方私は、ついうっかり素手で漆液にふれてしまったのだが、幸いなことに何も無かった。(本来はデリケートな肌のはずです)


大子町では11月11日に「うるしフェスタ2017」が実施される。
お近くの方、興味のある方にお勧めしたい。

NPO法人麗潤館(今回取材でお世話になった団体)のHP
⇒ http://reijunkan.com/ 

同HP内の「うるしフェスタ2017」の案内直通(チラシPDFが閲覧できます)
⇒ http://reijunkan.com/info/1043.html 

2017年10月6日、報告:自然観察大学 事務局O
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# by sizenkansatu | 2017-10-06 12:56 | その他 | Comments(0)

ラクウショウとメタセコイアをくらべる

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これは6月のラクウショウ。
メタセコイアに似るが、何となく葉や枝がバラバラでアバウトな印象だ。
ラクウショウには呼吸根というものがある。上の写真で画面右下に、根が地面から突き出ているのがお分かりだろうか。
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ラクウショウが池の端や湿地で生活できるのは、呼吸根によるものだという。
メタセコイアには呼吸根はない。これが一番の違いだ。

葉を比べてみよう。
まずはラクウショウの葉。
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一枚ずつ互い違いになっている。(互生)

次はメタセコイアの葉。
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2枚の葉が向かい合わせについている。(対生)

注目したいのは、ラクウショウの場合はきっちりとした互生ではなく、何となくランダムな並び方をしていることだ。このアバウトさが、樹形にも表れているのではないだろうか。(1枚目の写真)

ちなみに、どちらも細長い小さな葉がたくさん並んでいるのであって、複葉ではない。
それがよくわかるのが次の写真。
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早くも葉腋に芽を付けたメタセコイアがあった。(7月初め)
葉のつけ根から芽が出るのであって、複葉の小葉のつけ根であれば芽をつけることはない。


話がそれますが…

上の写真では、葉は対生でほぼ同一平面上に並ぶ。これを2列対生という。
葉の付け根の部分(葉柄のようなものか?)が葉鞘のように枝をくるんでいるのだが、よく見るとこれが節ごとにねじれて角度を調節しているのが分かる。

比較として、以前に報告したメタセコイアの若い実の写真をもう一度見てみよう。
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この葉も対生だが、節ごとに90度ずつ角度が変わっている。これを十字対生という。

メタセコイアの葉は本来は十字対生だが、一つ前の写真つまり普通の葉では、節ごとにねじることで2列対生になっていると思われた。


実(球果)を比べる

さて、かんじんの「花から実」を比べてみよう。
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上はラクウショウで、画面上方の緑色の部分がごく若い実。(4月撮影)
その両側に何本も垂れ下がるのが、雄花の穂だ。(すでに花は終わっている)
少し拡大してみよう。
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雌花は雄花の穂の付け根にあるように見えるが、枝先に雌花がつき、その少し上(元のほう)から雄花の穂が垂れる。

メタセコイアでは雄花の穂の先に雌花があったので、これは大きな違いだ。
比較のためにメタセコイアの花を再掲しておこう。
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それぞれの先端にある、緑色の小さいのが雌花である。

※ 詳しくは「メタセコイアの花から実」をご覧いただきたい
 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/24231640/

これが実になるとどうか。
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左がメタセコイアで、右がラクウショウ。(6月撮影)
大きさが違うのは分かるが、もう一つ注目したいのは枝先だ。
左のメタセコイアは枝先に実がついて、そこで成長を止めている。それに対し、ラクウショウは実の脇から新しい枝を伸ばしている。


実の比較で分かるそれぞれの性格

もう一つ。面白い話を聞いたので紹介しよう。
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上がラクウショウの実で、下がメタセコイアの実。(比較しやすいように大きさを合わせて表示)

見るからに感じが違うのだが、その理由が面白い。
● ラクウショウは葉が互生でしかもアバウト。その延長なので実はサッカーボール的になる。
● メタセコイアは葉がきっちりした対生なので、実はバレーボール的になる。
ということなのだ。花や実は枝葉(シュート)の変化したものであるという証拠が、実の比較から見えてくる。

たいへんに面白い視点だと思うのだが、この話は茨城のO幡先生からうかがった。
O幡先生、ありがとうございました。

2017年8月30日、報告:自然観察大学 事務局O
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# by sizenkansatu | 2017-08-30 17:09 | 植物 | Comments(0)

マダニの観察

何かと話題になるマダニ。
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8月半ばのこの日、わたしは近所の霊園で野外観察をしていたのだが、昼過ぎに雨が降り出したので早めに切り上げた。帰宅後に着替えてごろごろしていると、私の膝の上にいるマダニを発見した。それを捕まえて紙の上に置いたのがこの写真だ。体長は3mm弱。

服について連れ帰ったマダニが、何かのときに足に乗り移ったのだと考えられる。
マダニは皮膚の薄くて柔らかい、股の間や首すじなどに移動して吸血するのだという。間一髪のところで気が付いてよかった。
ホッとしたところで、自然観察大学らしく「形とくらし」を考えてみよう。

調べるうちに、マダニの驚くべきことがいろいろと分かってきた。今回は文字が多いが我慢してお付き合いいただければありがたい。


マダニには頭が無い?

まずは前から観てみよう。
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驚くべきことに、マダニには頭部が無いそうである。
昆虫の場合は頭部・胸部・腹部に分かれ、クモ類では頭胸部・腹部に分かれている。
マダニも一見するとクモ類と同じように見えるのだが、実は頭胸部にあたるところは「顎体部」という。

上の写真を少し拡大してみよう。
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複眼のように突き出た部分があるが、これは眼ではない。
またその先には大あごのようなものがあるが、これも大あごではない。
これらは「触肢」という付属肢だというのだからびっくり。
大あごのような部分のすき間にわずかに見えるのが「口下片」という。口針にあたる部分で、ここで血を吸収する。(吸うのではなく、舐めるのに近いらしい)

マダニ類には眼も脳もなく頭部としての機能がないので、「顎体部」というらしい。
(つまり頭部に見えるところは全体が口器!?)

上の写真で後頭部(後顎体部)の後ろ向きの突起までが顎体部で、その後方はすべて腹部である。ということは、マダニには口とおなかしかないということになる。

前脚(第1脚)の付け根に大きなとげがあるが、吸血時に皮膚に食い込ませて固定するのだろう。(体ごと差し込むようなスゴイ取りつき方をする!)

ちなみに、腹部の背面には「背板」というやや硬い甲羅のようなものがあるのが、マダニ類の成虫の特徴なのだそうだ。(雌は約半分ほど、雄は全面を覆う)


驚くべき吸血のメカニズム


吸血する際に、血液が凝固しないような化学物質が唾液中に含まれているという。これは蚊も同じだ。
マダニの唾液にはさらに超絶機能があるという。

マダニの中のチマダニ属などは顎体部が短く(今回の写真のマダニもこれ)、寄生者の皮膚に安定して取りつくために、セメント様物質を分泌して固定をするというのだ。
食われたときに無理やりはがしてはいけないというのは、もっともなことである。

マダニは蚊に比べてはるかに長時間の吸血をする。マダニの種類や生育ステージによって異なるが、短い場合で十数分、長いものでは1か月(!)という。そのためにセメントで固定するというのだ。
飽血(おなかがいっぱいということ)が近づくと、今度はセメントを溶かす物質を分泌するという。

なんという機能だ。
口とおなかだけというシンプルな構造でありながら、このような高機能を持っているとは、じつに驚きである。
(同時に、これを解明した方に称賛をお送りしたい)


前脚がくせ者
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ダニの仲間はクモ類同様に4対(8本)の脚があるが、観察したところでは前脚(第1脚)を歩行にはほとんど使わないようだ。
前脚をあげて、触角のようにゆらゆらと怪しげに動かしながら歩く。(ネコハエトリのクモの合戦のよう)

脚先を観てみよう。
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先端は鋭いかぎ爪がある。写真では1本爪のようにも見えるが、普通の昆虫と同じ2本爪だ。
爪の付け根に肉球のようなものもある。これは昆虫の褥盤か爪間盤のようなものだろう。(参考:カメムシのつま先http://sizenkan.exblog.jp/19449532/

マダニ類は草むらの葉先にとまって、動物が通りかかるのを待つという。
信じられないほど長い間じっと獲物を待つのだから、チャンスは絶対にものにしなければならない。そのための前脚なのだ。


参考書籍とサイト

マダニの口器の構造は次をご覧いただきたい。(超絶構造!)
●フタトゲチマダニ/ムシをデザインしたのはダレ?
https://baba-insects.blogspot.jp/2017/07/blog-post_14.html

ほかに、今回の記事で参考にさせていただいたものは次のとおり。
●「日本ダニ類図鑑」(江原昭三、全国農村教育協会)
●「野外の毒虫と不快な虫」(梅谷健二、全国農村教育協会)
●マダニの生物学/PDF

https://www.bayer-pet.jp/vet/research_pdf/nomi_madani_57c.pdf
●マダニの遺伝学的な型別(同定)のために(初心者編)/PDF
http://www.vet.yamaguchi-u.ac.jp/member/takano/140421.pdf

予防・対策は次をご覧いただきたい。
●マダニ対策、今できること/国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html


ところで、
本記事の写真のマダニの種名が分かる方は、ぜひご教示いただきたい。
フタトゲチマダニではないかと思うが、いかがでしょうか。

関西以西ではSFTSが話題になっているが、他人ごとではない。
マダニ対策に帰宅後に着替えて風呂に入ることは、ぜひ心掛けたいものだ。

2017年8月22日、報告:自然観察大学 事務局O


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# by sizenkansatu | 2017-08-22 19:24 | 昆虫など | Comments(0)

エゴヒゲナガゾウムシの成虫がいた!

エゴヒゲナガゾウムシの成虫を観た。
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これは雌。
果実をかじって、これから産卵するのだろうか…
このときは残念ながら時間がなく、産卵を待つことはできなかった。

エゴヒゲナガゾウムシといえば、やはり雄の顔を観たい。
同じエゴノキを探してみたら、いた。
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相変わらずの奇怪な面相だ。
前を見ることができないようで、歩くときは触角を使う。
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長い触角をピタピタと杖がわりに使って、足場を確認しながら移動する。
何度見ても不思議だ。

ところで、このエゴノキは昨年秋に落ちた果実で幼虫を発見した、あの木である。
ほかの木では見かけてないので、やはり、特定のエゴノキに集まるという傾向があるらしい。
昨年の予想がみごとに的中して、希望通り観察することができた。
嬉しさのためか、この顔がとても可愛く見える。

過去のエゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラヒゲナガゾウムシ)の記事は次をどうぞ…
● 妖怪変化か? ウシヅラヒゲナガゾウムシ ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/11605716/
● ウシヅラヒゲナガゾウムシの “くらし” を考える ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/11638330/
● ウシヅラヒゲナガゾウムシ、とっておきの裏話 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/12973930/
● エゴヒゲナガゾウムシの幼虫 ⇒ http://sizenkan.exblog.jp/23561799/


お詫びと言い訳

前回の「メタセコイアの花から実」(5月24日)で、次はラクウショウとの比較について報告することを予告させていただいた。
それからあっという間に2か月近くが過ぎている。おまけに、予告とは全く違う記事になってしまった。
まことに申し訳ない。
言い訳をさせてもらうと、いま、新しい書籍のための撮影に追われていて、撮った写真の整理が追い付かないのだ。そのうえ、6月にはPCの故障という大事件もあった。
今後も投稿の頻度は寂しいものになると思われるが、見捨てずにお付き合いいただきたい。

2017年7月21日、報告:自然観察大学 事務局O
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# by sizenkansatu | 2017-07-21 20:21 | 昆虫など | Comments(0)

メタセコイアの花から実

4月下旬のメタセコイア。場所は千葉県の柏の葉公園。
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巨木が広げた枝を、見上げた写真である。
ちょっとわけの分からない写真かもしれないが、新緑が逆光に映えていた。
ちなみに、メタセコイアは単葉で、複葉の小葉に見えるのが一枚ずつの葉である。

この季節には若い実(球果)も見られる。

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実はよく見かけるが、メタセコイアの花はどんな花か?
毎度季節外れの話で申し訳ないが、この花を冬の間に追跡したので、以下にまとめてみたい。


メタセコイアの雄花

まずは、今年の2月14日のメタセコイア。

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高い位置で、たわわに穂がついている。
しかし、近くで見ることができない。
下枝は剪定されることが多く、そもそも剪定されたメタセコイアには花はつかないようだ。

低い枝に穂の付いたメタセコイアを探し回って、やっとみつかったのがこれ。

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ルーペで観ると、雄花だけであった。
葯が顔を出しているものもあったが、まだワックス質で被われているようだ。

それにしても、雌花はどこにあるのか?
あちこち探したのだが、見あたらない。
雌花は遅れて出るのだろうか?

10日ほど過ぎた2月25日に、同じ柏の葉公園でメタセコイアを観察した。
このときは自然観察大学のI島先生と一緒だった。

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前回より雄花が膨らんでいるのがわかる。

しかし、あいかわらず雌花が見当たらない。
メタセコイアの枝を、棒で引っ掛けて手繰り寄せては雌花を探す。
I島先生と二人で、手当たり次第に観た。
(柏の葉公園にはメタセコイアがたくさんある)



ついに雌花を発見!

公園のほぼすべてのメタセコイアを観て、最後に行きついたのがこれ。
ずっと成熟が進んで、りっぱな雄花になっている。

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ここで、穂の先端に注目!
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こっ、これは雌花ではないか!
I島先生と二人で喜び合った瞬間である。
それにしても、穂の先の、こんなところに雌花が付くとは、予想外であった。

いったんわかってしまうと、雌花は次々に見つかった。

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こちらは少し若いものである。
雄花はまだ顔を出しかけた状態だが、ふんだんに花粉を飛ばしていた。
逆に、満開のように見える熟した雄花(ひとつ前の写真)からは、花粉は出なかった。すでに雄花は終わっていたのであろう。



花から実へ

さて、この雌花はこの後どうなるか。継続して観察した。

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上の写真は3月13日の雌花。
3週間前よりも、すこし伸び出してきた。
それにしても、この雌花は枝先ではなく、脇芽から出ている。こんなケースもあるということだ。

次は4月2日。

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さらに伸びて、何やら葉らしきものが確認できる。

同じ4月2日には、葉芽も膨らんできた。

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よく観ると、たくさんの葉が出番を待っているのがわかる。
花芽から遅れること約1か月だ。

そして4月23日。

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これで冒頭の4月下旬(23日)の若い実(球果)となるわけだが、つけ根には褐色の鱗片が、まだ残っている。
一つの冬芽から球果と枝葉が出てきたことになる。

ちなみに、5月21日の球果はこれ。

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褐色の枝は雄花がついていた部分だが、雄花はすべて落ちてしまっている。
その先の緑色の枝葉が、今年雌花と一緒に伸びた部分である。

球果がやや膨らんでいることが、前回4月23日との違い。あまり変化はない。
このへんで経過観察は終了としよう。

次回はラクウショウとの比較をしてみたい。
よく似ているが花から実についてはかなり違っている。

2017年5月24日、報告:自然観察大学 事務局O


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# by sizenkansatu | 2017-05-24 21:16 | 植物 | Comments(0)

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